肉腫の少量抗がん剤治療 | 「あとは緩和」といわれたら

「あとは緩和」といわれたら

少量抗がん剤治療(がん休眠療法)で
元気に長生きを目指す ー

当院の少量抗がん剤治療総導入数は800症例を超える.

 

『自分の症例で患者さんに話ができるようになりなさい』は,

我が恩師の教えの1つなのだが,コツコツとした経験の積み

重ねにより,“自分の言葉“”として患者さんに少量抗がん剤治療という治療なりを伝えることができるようになったかな,

という自負はある.

改めて,恩師の言葉を最近噛み締めている.

 

まぁ,当院は真面目に少量抗がん剤治療に取り組んでいる

日本でも数少ない医療機関だろうなwww.

 

とりあえず,目指せ1000症例だ.ニコニコ

 

1000症例に到達したら,久しぶりに全体をまとめてみる

かな・・・

 

※過去に行った403 症例のまとめ報告は以下参照下矢印

 

 

さて,久しぶりの肉腫症例.

胸水の溜まりが早く月2回のCART(腹水濾過濃縮再静注法)

必須の患者さん.

 

胸水の溜まりピーク時は,呼吸苦著明.

 

 

縁あり,当院へ.

アドリアシン5mgとイホマイド 0.2㌘ 10日毎投与開始で,

胸水の溜まりが止まり,CARTから完全離脱となり3ヶ月.

まだまだ行けそう.

 

食欲も出て,体の節々の痛みも軽減して体調アップ.

いい感じ.

 

一般には,なかなか治療に難渋する肉腫だが,ボチボチ

少量抗がん剤治療に反応するんだよね.

まぁ,ちょっとコツはいるけど.キョロキョロ

 

以下,昔の肉腫関連のブログ.

効果症例,ポツポツあるんだよな.

 

 

 

 

 

 

 

※肉腫治療は自費診療です.

 治療費は,使用薬剤の薬価で決まりますが,諸経費込で

 おおよそ月あたり10万円〜となります.

 個人の感想としては,やってみる価値はあるかな,と.
 

 免疫療法や遺伝子治療といった代替医療よりは,

 遥かに疾患制御効果の期待度は高いですぞ.口笛