Muse細胞緊急記者会見④ | 「あとは緩和」といわれたら

「あとは緩和」といわれたら

少量抗がん剤治療(がん休眠療法)で
元気に長生きを目指す ー

Muse細胞,矢継ぎ早に続報.(下矢印

なんなの?このスピード感.びっくり

 

 

・厚労省が三菱ケミカルに対して3月10日を目途にデータ開示

 を強く要請することが決まった.

 

 →「要請」という言い方になっているが,親方日の丸からの

  「命令」と取っていいだろう.

  さぁ,“どうする家康”,ではなく“どうする三菱ケミカル“.

 

・今後、三菱ケミカルに製薬業を行う資格があるのかという

 強い疑念と疑問を主張した。その結果、厚労省高官から担当

 の審査管理課に対し、この点でも情報共有がなされることに

 なった.つまり民間企業が専横を繰り返しているときにその

 引き締めにあたるのは監督官庁、すなわち厚労省ではないか

 という点で両者は意見の一致を見たのである.

 

→親方日の丸・厚労省がふざけた態度にはしっかり追い込み

 かけますぜ,という意味かな.

 

・Muse細胞の独占ライセンス解約後の実用化を見据え、

 厚労省もMuse細胞を支援することが両者の協議の中で

 改めて確認された。

 

→Muse細胞を“日本国の宝”に認定しま〜す,

 国を挙げて守るよ〜,ということやね.

 

・PMDAが今回の件に関与したかどうかについても精査する

 ように中見氏は厚労省高官に強く求めている。 

 【PMDA】独立行政法人医薬品医療機器総合機構

     日本の医療の舵取りをする偉い人達が沢山いる,

      一般人立入禁止“聖域”のようなところ.

 

→オブラートに包んだ表現になっているが,この書き方・・

 多分“裏”は取れてるな・・・

 “聖域”にメスが入るのか?

 

興味深い展開になっているが,2/14の緊急記者会見からの

事の進みのスピード感と合理性・・・

しっかりと練られた“掃討作戦”が進行しているのだろう

 

さしずめ,“オペレーション・女神(Muse)を救え”

いったところか.

 

 

 

【Muse細胞とは】

体の中の「修復屋さん」のような細胞で,以下のような特徴を有する.

① 人体の総合メンテナンス細胞で多様な細胞に分化できる.

 

② 人体が損傷を受けた際に,損傷部位に導引され,損傷を受けた細胞に

 分化して修復・維持を行う.

  例えば,脳梗塞や急性心筋梗塞のように重大な障害が起きて体内の

 Muse細胞だけでは修復が難しい場合,外からMuse細胞を点滴投与する

 ことで,組織の修復を高めることが期待できる.

 

③ どの臓器障害に対しても効果が期待できる.しかも,点滴投与のため

 手技的にとても簡便.外科手術が必要ないことは,医療手技上最大の

 利点であろう.また,局所投与ではなく,点滴投与の方がいいらしい.

 

④ 生体の中に自然に存在する細胞のため,iPS細胞と異なり

 腫瘍(がん)化の懸念が低い.

 

⑤ 極めつけは,他人をドナーとして作成したMuse細胞でも拒否反応を

 起こさない.(なんと!免疫抑制剤やHLA適合が必要ない!)・・・

 
とまあ,奇跡のような最強チート特性を持っており,再生医療領域の
期待度MAXのエース細胞だろう(最後は個人の見解です).