中村祐輔先生のブログ
『これでいいのか日本の医療』より.
http://yusukenakamura.hatenablog.com/
以下抜粋.
『日本ではほとんど報道されていないが、アビガンの開発に携わっていた、大学の同級生の白木公康先生から、深夜に、中国政府の発表が送られてきました。ファビピラビルというのはアビガンのことです。実験群というのはアビガンを投与した群の意味です。
「MOST(科学技術省)は、ファビピラビルの臨床試験が完了したことを発表しました。できるだけ早くガイドラインに組み込むことをお勧めします。武漢大學中南病院は、多施設共同、無作為化、肯定的並行、オープンコントロール臨床試験で240人の患者すべての治療と観察を終了しました。 COVID-19に対する実験群(ファビピラビル)の治療効果は、対照群(アビドール)の治療効果よりも有意に優れていました。主要評価項目評価指標、治療終了時の臨床的回復率に関して、実験群(71.43%)は対照群(55.86%)よりも有意に優れていました。二次エンドポイントに関しては、実験群の解熱時間と咳の緩和時間は、対照群のそれよりも有意に優れています。平均解熱時間はそれぞれ2.5日と4.2日です。平均の咳緩和時間は、それぞれ4.57日と5.98日です。実験群における補助酸素療法または非侵襲的機械的換気の割合は、対照群よりも有意に低い。それぞれ8.16%および17.12%。」です。事実だけをお伝えします。』
「治療薬がある」という安心感が,
世界中の閉塞感を突破する最良の“薬”であろう.
今後の動向に期待です.![]()
