ドクターハラスメント | 「あとは緩和」といわれたら

「あとは緩和」といわれたら

少量抗がん剤治療(がん休眠療法)で
元気に長生きを目指す ー

ドクターハラスメント通称,ドクハラ.

医師による患者への暴言・態度・行動等をいう.

癌研の先輩・故土屋繁裕医師が提唱した造語.
http://ja.wikipedia.org/wiki/土屋繁裕


ドクハラは双方の相対的な関係・立場故に一方的に談ずるのが難しい

ところもあるのだが,今回の話は聞いているだけで同業者としても

ムカムカする.

先日,当院の脳腫瘍担当の丸山医師の相談を受けにこられた患者様の

ご家族.ワラにもすがる思いで訪れた,某大学病院のがんワクチン

外来のセカンドオピニオン.担当は脳外科医だったらしい.

『ネットにいろいろ情報あるから勉強してこい!』
『今,○○ 使ってるって?.なんなの?その治療?』
『ペプチドワクチンは術後補助療法では使わない,
 それくらい常識だろ.勉強してこい!』

結局,聞きたかったペプチドワクチンについての話は一切無く,
ひたすら威圧され,怒られ,今の主治医の治療内容を罵倒されて
帰路についたという.

地元大学の脳外科主治医も
『えっ?せっかく行ったのに,そんな内容だったの?』
と驚きを隠せない.

門外漢の私が聞いても,こいつ,ホントに医者か??と感じるレベル.

実際,ご家族は,某大学病院でのセカンドオピニオン後
明らかに心的外傷後ストレス障害(PTSD)になっている.

丸山医師からは,
『そんなバカ医者の言った事は忘れなさい』

私からも,
『野良犬にでも噛まれたと思って,忘れましょう.
 気にしない,気にしない』

と励まされ,ホッとしたようなご家族の表情が事の深刻さを物語る.

当方も大学に属していたことがあるからわかる.
大学という“看板”の上であぐらをかいて,ふんぞり返っているバカ医者が

いることを.

 

こういうのに限って大学という“看板”を外した時点で萎縮する小粒野郎で

あることが多い.

バカ医者にはお灸が必要だ.

投書でもなんでもいいから,一矢放って,少しでも大学に巣くう膿を

絞り出してやれ,と思う.

あと,経験上,こういったバカ医者は一回だけという事はまずない.
他でも絶対に何かやらかしているはず.

この某大学の脳外科医局に自浄作用があることを望む.