掛布31。 | 銀とはぐはぐ日記〜メラノーマと着物

銀とはぐはぐ日記〜メラノーマと着物

2012年5月メラノーマと診断、リンパに微少転移ありでステージ3。
自分が何をやりたいのか考えた結果『着物』→『着付けの先生』→『着付け師』今は撮影着付けを勉強中。
そんな2016年8月、肺転移発覚。
この先の人生どうしたものかと、絶賛迷走中。。。

朝、起きたら旦那さんに
「おい掛布!お前は一年間掛布やで」
といわれた…(笑)

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どうやら彼の背番号が31らしい。
そんなんしらないよっ!
まったく。


みなさんメッセージやらメールやらたくさんのおめでとうをありがとうございます!

ワタシ、語ります。
長くなります。

昨年、30歳を前にがんがみつかり誕生日を病院のベッドで迎えました。
悪性黒色腫(メラノーマ)という皮膚がんの一種で、ホクロのがんです。
とても悪制度が高く、進歩はしているものの有効な治療薬もなく、日本人では10万人に1人(ちょっと古い情報かも)といわれている稀ながんです。

当時、無知な私は「がん=死」を思ってさめざめ泣いたものです。
さらに病理検査の結果、リンパ節に微小転移が見つかりStage lllとなった時はちょっぴり絶望してみたり。

私はいったいどうなるんだろうかと。

知識もふえた今、絶望はありません。
初期であれば死に繋がるようなことはないのです。
幸いにも私は早い段階でよい先生に出会え、手術だけですんでいますので本当にラッキーです。

ラッキーガールピロ子です。

もうすっかり元気ですし、気持ち的にもすっごく前向きです。
仕事に遊びにはじけまくってます!
うっかりがん患者であることを忘れてしまうほどに(笑)

術後は再発の予防として月に1回の注射(3年程度続く)と半年ごとの検査のみです。

病気をして一度死を思ったら、毎日がとても大事です。
後悔しないよう楽しく笑って過ごすようにしてます。
家族や友達の励ましや助けは本当にありがたく、特に旦那さんには一番感謝感謝です。

そしてぐるっぽの仲間たちにどんなに勇気付けられたことか!
同じ病気だからこそ分かる話しや気持ち。
あたたかい。。。

がんは早期発見早期治療ができれば治るんです。
もっとがんを、メラノーマを知ってもらいたいです。

せめて私の身近な人には。
とりあえず、ホラ、全身のホクロチェックしてごらんなさい!!
気になったなら病院へ行き生検してもらって。

先生曰く、あれっ!ておもって病院へいった人の9割は良性ですって。
それでいいんですっていってました。
不安の種はとっちゃいましょ!

近年がんの若年化は進んでいます。歳をとってからなるものという考えは通用しません。もっとがんを身近にかんじてほしいです。
興味をもってほしいです。
検診しましょう!

ちなみに乳がん啓発のピンクリボンのようにメラノーマにもリボンがあります。
ブラックリボンまたはゼブラリボン…ひゃー縁起悪いな~♫

あはは~(*^o^*)



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