10年という月日。 | 銀とはぐはぐ日記〜メラノーマと着物

銀とはぐはぐ日記〜メラノーマと着物

2012年5月メラノーマと診断、リンパに微少転移ありでステージ3。
自分が何をやりたいのか考えた結果『着物』→『着付けの先生』→『着付け師』今は撮影着付けを勉強中。
そんな2016年8月、肺転移発覚。
この先の人生どうしたものかと、絶賛迷走中。。。

おとといで10年。

長くてあっという間の10年間。

当時、大好きなバンドがありました。

第一報を聞いた時の事は今でも鮮明に覚えています。

18歳の私は放課後カラオケに来ていて。

メールにビックリしてかけた電話のむこうで
尋常じゃないくらい泣きじゃくる友達。
もともと心の不安定な子だったから私はそっちのほうが心配で…

結局リーダーを欠いた天使はお休み期間に入りました。

悲しくて、ショックでなんだか分からない形容しがたい思いをもちました。

それでも、残されたメンバーがそれぞれ音楽してくれたことがどんなに支えになったことか。

riceの毎年11月1日のライブにどんな意味があるのか。
本当に感謝です。

この10年で私は、高校を卒業し、専門に通い、就職して結婚して…

うん、大人になったな~

忘れたわけじゃないけど、忘れるわけではないけれど、確実に時間か解決してくれた部分はあるかな~

私は今は穏やかきぶんです。

逆にこういう節目にはすこしふりかえってみたりね。

うん、そうね。

『続けることの大切さ』

『等身大の自分』

変わらないこともたくさんあります。

そんな感じできっとこの先も生きていくと思います。



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