お世話になってます。64期 清水です。
ただいま大学からの帰り道、7号車3番ドア付近にてブログを書いています。ここだとホームから改札へ向かうエスカレーター目の前で降りることができます。合理的ですね。
帰り道と言えば、私は小学生のころはよく回り道をしていました。理由は様々で、友達とできるだけ長く話していたかったからとか。よく吠えてくる犬のいる家の前を通りたくなかったからとか。正規ルートに大きい蜘蛛の巣ができたから...
考えてみればくだらない理由ばかりですが、それでも数百メートル程度の遠回りであれば平気でしていました。生活に余裕があったのでしょうか。
今となっては合理性のみを考慮した最短ルートを通る。
本当につまらない人間となってしまいました。
そんなネガティブな話はさておき...
ご存じの通り先日4日間にわたり三田祭が開催されました。今年は3年ぶりに屋台の出店が解禁され、銀泳会ではたい焼きの販売をいたしました。
予想以上の大盛況で、特にお昼のピーク時の焼き場は大忙しでした。
これはたい焼き粉を運んでいる私です。10㎏です。この他にも水やら餡子やらと色々重たいものを運ばされました。
屋台の外装です。大きな看板は主に64期 叶大(ライタ)と私で、たい焼きのイラストは末廣姉さんが描いてくれました。
ではここからは4日間にわたり改良を重ね完成した、銀泳会オリジナルのたい焼きのレシピを紹介します。(来年度以降の引継資料としても)
今回は形式的に鉄板の左側をA面、右側をB面とします。
①
まず鉄板に油を塗ります。この時にタイの尻尾、端、縁やその外までしっかり塗らないと焼き上がりの際に剥がれにくくなります。
必要以上に入念に。
②
B面に火をつけて温めはじめます。
生地と餡子を入れます。
生地はA面に多め、B面は少なめに入れるときれいに仕上がりやすいです。しかし全体的に多すぎると、鉄板を閉じた際に生地が溢れてしまい、逆に少なすぎるときれいなタイの形に仕上がりません。この作業が意外にシビアです。
ちなみに63期 小口さんはこの生地入れで圧倒的なセンスを発揮し(普段の化学実験での操作が原因か)、職人並みのスピードと正確さで生地を流し込んでいました。
餡子は事前に一つサイズに分けておくと作業がスムーズになります。入れるときのポイントとしては、餡子をタイの頭寄りに置くと、焼き上がりの際に生地からはみ出にくくなります。
銀泳会のたい焼きは市販のものに比べて餡子の量が異常に多いです。(今井さんの方針により)
④
A面をバタンと閉じます。
この時に勢いが悪すぎると、餡子が全部尻尾側に流れてしまい、非常に不格好なたい焼きになります。
⑤
B面を焼きます。
約3分経ったら、ひっくり返して焼き加減を確認します。
表面が全体的に小麦色よりさらに茶色くなったら...
⑥
A面にも火をつけて、
同様にA面を焼きます。(約3分)
B面の火は消しておきます。ガスの節約は勿論のこと、火をつけっぱなしにしておくと鉄板が熱くなりすぎて、次に作る際に焦げやすくなります。
またこの時、B面の鉄板は閉じておくと余熱で表面がカリッと焼き上がります。
⑦
A面の焼き加減を確認したら...
完成......
...の前に竹串などで中を確認し火が通っているか確認しましょう。食中毒になっては大変なので。
焼けていたらA面も火を消して、
ようやく完成。
中までアツアツ、外はカリカリ、餡子たっぷりのたい焼きです。
ということで今回の焼き担当は...
今 三田祭大活躍の叶大でした。(2回目)
最後に、夏からコツコツと発注やら準備をし、当日も的確な指示を出してくださった今井さん、山野さん、
そして引退したにもかかわらず備品を用意してくださり、当日もレジ回しなど現役部員より動いていた小松さん、本当にありがとうございました。
お疲れ様です。
私もいち早くたい焼き職人になれるよう精進いたします。
では本日のメニュー説明へと移ります。
本日は銀泳会のスプリントエース 大生さんメニュー。
ABチーム完全に分かれての練習です。
Aチームはサッカーワールドカップ 日独戦勝利にちなんでサッカー仕様?となっています。
内容としてはガチガチのIM。キックプルでたっぷり時間を使いフォームを確認したのちにハード8本。非常にきつかったです。日本代表の大変さを思い知りました。
Bチームは今週末の大会に向けての調節メニュー。
出場メンバーがほとんどスプリンターなのでそれ仕様となってます。
では本日も長々とお付き合いいただきありがとうございました。
体調には十分に気を付けてお過ごしください。
清水虹雅(コウガ)でした。