モササウルスの尾は、この原理を360度ではなく90度角程度で反復するわけになる。

↓この動画の5分46秒からと15分50秒からの映像に注目

 

 
教授が手に持っている板が尾のヒレ(fluke)に相当する。
教授の腕がモササウルスの尾、手首がモササウルスの尾の下向きに折れる箇所に相当する。
教授が手首の回内・回外を反復することがモササウルスの尾軸の反復回転運動に相当する。
魚の尾びれ運動にはこのような反復回転運動は含まれない。
ただしある種のサメのような異尾の尾びれでは、結果としてこの反復回転が起こり得るが、さほど強力なものではない。
教授が腕(つまりモササウルスの尾の中間部)を上下、或いは左右に動かせば、板(ヒレ)の位相が変わり、進行方向が変わる。
大きくヒレを下げれば、ブレーキ或いは後進も可能になる。
それらが可能であるのは、支持棒として尾の中間部の存在による。
この支持棒はあるていど屈曲でき、その先に付いている尾ひれの位置を自在に変えられる、つまりエンジンの向き、配置を変えられるということ。
同時に、尾ひれの左右振幅によるブレを吸収して胴体部への影響も最小化する。
スクリュープロペラの位置を変えることができる潜水艦、魚雷。
まさに万能といえるかも。
それにしても、3分2秒のカエルと虫の映像では、この原理の揚力の大きさに驚かされる。