キルシャ
ネタツザル 男 178mm
おれ/きみ/〜さん

 

気と体が弱い青年。
飼い主と妹のエンゼンと末の弟と暮らしていて、日中総研で働く飼い主と妹に代わり弟の話し相手をしたり家事をしたりしていた。

 

弟が死んで妹が狂ってからは錯乱する妹を見たり暴言や暴力を振るわれたりするうち自分も狂っていき、現在は妹の命で"血の詰まった袋"を集めるため軋む体に鞭打って兄として2人を助けようと夜な夜なアイランドを彷徨っている。得物は鉈。


妹の研究に協力しながらも、本当にこれでいいのか悩んだりもする。しかし兄としての責任感や暴力への恐怖で思考停止している事の方が多い。
妹の事は変貌が恐ろしいと思いつつも頼れる自慢の妹だと思っている。

 

精神崩壊しており若干退行が見られる。弟や妹が出来立てのお兄ちゃんのような言動をする。おれはお兄ちゃんだから…が口癖。
いいお兄ちゃんでありたがり、そのためなら自分の事は厭わない。
穏やかで慈悲深いが気が弱くて押し切られやすく1人で抱え込みやすい。体も気も弱く友達もいないため、相談できる相手もおらず内側にため込んでしまいがち。
握った手を上げられたりすると咄嗟に怯えてしまうなど被DV者特有の行動をよく取る。
ご飯作りは彼の担当だが、作るご飯はなかなか独特なメニューが多い。昨日の晩ご飯はフウセンコガネのフサムシ詰めだ。

 

「おれはキルシャ。ねえ、きみはおれたちの事助けてくれるよね?」
「おれはお兄ちゃんだから…お兄ちゃんだから頑張るよ。2人を助けたいんだよ。」
「エンゼン、今日のごはんだよ。あんまり寝てないでしょ、食べやすいようにしたんだよ。」
「いたい、いたいっ!エンゼン、ごめんね、お兄ちゃんがダメだから、迷惑ばっかりかけてごめんね、ごめんなさい、もっと頑張るから、…」
「何度も作出して何度も死なせるのって、ルィースのためになるのかな…安らかに眠らせてあげた方が…ごめん、なんでもない、おれはお兄ちゃんだから、弟を守らなくっちゃ…」
「血の詰まった袋…血の詰まった袋を集めてるんだよ…きみはいい袋になれそう…」