名刺交換 | GILGAMESH EPIC

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もっぱらデザインの話や仕事、ダーツの話が主です。

ちょっと前に、新入社員にビジネスマナーとして名刺交換を教えました。

良くある話なのですが、教えていて気が付いたこと。それは・・・・

「みんな間合いの取り方に問題が・・・」

私の経験上、名刺交換はただの挨拶ではありません。
先に受け取るかどうか。位置関係が下かどうか。順番。

色々な要素が折り重なった、一番最初の戦いです。
その慣れ具合や渡たし方、受け取り方で相手の経験値が見て取れます。

職種柄、こちらが下手に出て、先にお渡しする事が多いのですが、
大抵が「先に渡せていない」んです。

観察していると、どうも歩幅や歩数、距離を計算しきれていないようで・・・
もろもろ説明したのですが、どうもわからないと・・・

苦肉の策として、2パターンに絞ることで解決しました。
①「相手に最後の一歩を出させる」
名刺交換を行うために、最終的にはお互いに止まるわけですから、相手より先に1歩分早く止まって待ち構え、名刺を出す準備を行う。
相手が止まった瞬間に名刺を出し、自分は両手で安全に受け取る。

②「自分が最後の一歩を出す場合は、一歩と同時に名刺を出す」
①とは逆に待ち構えられた場合ですね。
名刺は止まってから出すものという既成概念を利用します。
お互いに止まってから出す・・・このためどうしても待ち構えている方が動作の数として有利です。
なので、最後の一歩と同時に手を出してしまいます。
実はこれ、違和感がないんですよ。
動作が相手より1手遅れてしまうのは、完全に止まる=「足をそろえる」なので、最後の動作として後ろ足を引いてくるからです。

ここでポイント!!
最後の一歩を踏んだ時点で、相手からみれば上体は「前進していない」のです。
止まっている様に見えるんですから、この時点で名刺交換を開始しても差し支えないと判断します。
先方はこちらが完全に止まるのを待っているわけですから、(足をそろえるまで)こちらが先手を取ることができるわけです。

全てがこれに当てはまるわけではないですが、
これで大抵はクリアできそうです。