10/24(土)夜に、戯曲を読む集い番外編vol.22テレンス・ラティガン「銘々のテーブル」(能美武功訳)を読む会B日程を開催しました。参加者は読み手7名、聞き手1名、A日程からのリピート参加の方もお越しくださいました。

 

前回のA日程が23:30終了という衝撃の長丁場だったため、今回は飛ばせるト書きは飛ばし、休憩1回、感想コメント2回のみと、巻きに巻いて進めたところ、23:10過ぎには閉会することができました!一幕が終わるまでの最初の2時間、休憩も自己紹介も無しでひたすら読み続けたので、さながら戯曲マラソンでした…ッ!

 

映画版「旅路」で予習されたり、役柄をイメージした衣装をご用意くださったり、劇中に登場する小説家について調べたりと、この戯曲を楽しみ尽くそうという参加者の皆さまの意気込みが熱かったです。映画版のレンタルはTSUTAYA代官山に一本しか在庫がないということも分かり、争奪戦が生じていたことも判明しました(笑)。

 

前回は「脇役のセリフが光る」という感想がありましたが、今回は主要キャラクターに注目が集まっていた気がします。一幕のキーパーソンであるアンは、一幕最後のセリフを少し読んだだけでも気力をごっそり持っていかれたという感想もあり、戯曲の力と、そこまで思い入れて読む読み手の力の相互作用を感じました。

 

二幕2場を読む直前、主催の私が回線不良になり、ZOOM部屋からはじき出されるトラブルが発生!初めての経験だったので焦りましたが、スマホから再入室しながら回線を繋ぎ直し、なんとか復帰。ホスト不在になっても部屋が消えるわけではないと分かったのは発見でした。ただ、大好きなラストシーンを味わい尽くせなかったのは残念…先週味わっておけて良かったです(^^;)。

 

ご参加くださった皆さま有り難うございました。またどうぞよろしくお願いいたします!