ご無沙汰しておりました。
暫く振りの更新ですが、お便りには変化が無いようで…。
しかしながら私には、技工士の方々に伝えたい事が山ほどありまして、一体どうすれば伝わるのだろうかとずっと頭を悩ませていました。
頭の中では溢れ出しそうなほど言葉が出てくるのに、それを文章にしようと思うと上手く表現できません。
文章整理能力が低いので時には偏ったきつい表現になってしまう時もありますが、そこは温かい目で見守っていただければ幸いです。
今日は頭の中がパンパンで整理が出来ないので難しい話はやめときます。
これから先は労働相談とは全く関係ありませんのでご了承下さい。
暫くの間、地方の田舎に行ってました。
車の交通量がとても少なく電波状況も悪い。
夜になると外に灯りは無く、聞こえるのは虫やカエルの鳴き声だけ。
都会のように綺麗に整備されたものは無いのだけれど、都会には無い人の五感を呼び覚ます自然に触れる事ができました。
当たり前のように使っていたパソコンや携帯電話、それらが全く意味を成さない状況での生活に最初は戸惑いもしたけれど、これが人間本来の生活なんだなと思えば自然と受け入れられるようになっていました。
田舎の朝は早く、日が昇る前に人々は目を覚まし朝の支度をはじめます。
いつも不快に思っていた目覚ましのベルも活躍する出番は無く、すがすがしく気持ちのよい朝の空気で見も心もスッキリとした状態で目が覚めます。
都会特有の朝のせかせかとした雰囲気は無く、時間に自分の生活を追われるのではなく、自分の生活に時間が付いてきているような感覚です。
ホテルのような豪華な朝食とは違った飾り気の無い食事。
ご飯と味噌汁、目刺しに自家製の梅干と漬物。
なんとも言えない温かみの感じる食事です。
お金を出せば何だって手に入れることは出来るんだろうけど、自分達が普段当たり前だと思っている事でも感謝の気持ちを大切にしなければ手に入れられないモノもあるんだと改めて思う事ができました。
料理を作ってくれる人にも感謝。
農家や漁師さんにも感謝。
そして忘れてはならないのが自然への感謝です。
我々人間は都会の便利な暮らしの中で、自然の存在というのを忘れがちですが、人間は自然の中で生かされているのは紛れもない事実です。
スイッチ一つでエアコンの電源が入り涼しい風を送ってくれたり、100円でハンバーガーやおにぎりなどの加工食品が簡単に手に入れることができます。
便利な反面、そのなかで人々はモノの大切さを忘れているような気がします。
街中ならどこでも見かけるハンバーガーショップ。
安く手軽に手に入れることが出来るハンバーガーには、原料となる動物が犠牲になっているということを忘れてはなりません。
なにもハンバーガーを食べるなと言っているのではなく、我々人間はその犠牲になった動物がいるから美味しい食事ができ、そして生かされているんだということを肝に銘じて欲しいのです。
食事を平気で残す人がいます。
バイキングで自分が食べきれないにもかかわらず、沢山取って残す人がいます。
その残された食事の中で犠牲になった命があると思えば、残さず美味しく頂けるのではないでしょうか。
感謝の気持ちを大切に。