映画の話「レッドライト」 | ジャイコナイトSENDAIのブログ

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「レッドライト」を観ました。
物理学を教諭する博士が超常現象や超能力を疑問視した上でペテン師を暴くというストーリー。



キリアン・マーフィー主演でシガニー・ウィーバーと共に博士としてコンビを組んでます。
40年前に一大サイキックムーブメントを作り、突如消え再度世の中に顔を出した超能力者役をロバート・デ・ニーロが
怪演してます。

決して超自然現象を否定してるわけでなく脳のスペックから能力として可能性はあり得るというのが前提で、それを証明する側からの反面、ほぼ偽物しかないという状況。
ところがこのロバートデニーロ演じるサイモンはボロがでない上に、その術を暴こうとしたジャーナリストが死んでる過去もあるわけです。
先輩のマーガレット(シガニー)は過去に対決して敗北。
なのでサイモンには近づくなとトム(キリアン)に苦言するも若気の至りでありがちな火のある所に突っ込んでいくわけです。
まぁその後は不可解な出来事が山ほど起こります。

この手の映画だとその謎を解明してハッピーエンドになるもんだと思ってたらです。
ラストは
「えっ?えぇーーー!?」
と言うままに終わります。
というのも解決はするんですがまさかの大どんでん返しが急にドミノの如くバタバタと起きます。
普通「あーなるほど」の念があった上でエンディングじゃないですか。
この映画違います。
終わってから理解出来るくらい猛スピードでエンディングを駆け抜けます。
そうです。
理解できなかったです(笑)
もう一回ラストシーンを観て、ようやく納得です。

いやー面白いどんでん返しでした。
余談ですが、デニーロ出演でどんでん返しだとクライムサスペンスの「スコア」が好きです。
金庫破りのシーンはドキドキものです!

この映画を観終わって思ったのが、佐村河内氏のゴースト問題。
正にリアルタイムで「暴く」だったもので。
詐欺なのかどうなのか、どこまで許されるのかなんて問題もあるみたいですけど。
メッキはいつかなんですよね、きっと。
ゴーストは必要悪だったりもするような気もするのですが。
だますのは良くないけど、魅せられるエンターテイメントは面白ければ面白いほど良いわけで。
偽った姿で音楽を作ってますとなると線引きが難しいですよね。
こんな人が作ったんだ!って魅了されてCD購入した人もいるわけですし。
クレジットがしっかりしてたらOKとか、もうそれって作り手側の認識での話になっちゃいますもんね。
よく分かんないですけど、騙しは良くないと思います。
探偵ナイトスクープ顧問、浪花のモーツァルトこと超有名人キダ・タロー氏は本物です。



もし嘘だったとしてもキャラ的に許されそう(笑)

そんなゴーストライターを描いた映画もあります。
タイトルもまんまの「ゴーストライター」。



ロマン・ポランスキー監督作品で主演はユアン・マクレガー。
首相か何かの自伝を書かされるっていう話だったと思います(設定うる覚え!)。
請け負っていた前任者が亡くなってしまい引き継ぎのライター。
何も聞かず書けばいいという指令ですが、過去や経歴を調べるうちに、仕事だけじゃなく疑問を感じて深く突っ込んで行ってしまう・・・というストーリー。
ヒリヒリするサスペンスです。

どの世界にも影武者っているんですね、きっと。