超一流の思考法 侍ジャパンはなぜ世界一になれたのか? | ギッコンガッタン 

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 ソフトバンクと日本ハムでキャッチャーとして活躍し、どちらの球団でも優勝に貢献した鶴岡慎也氏の侍ジャパンの事を書いた本です。今年のWBCに鶴岡氏は、ブルペンキャッチャーとして、縁の下の力持ちとして参加していました。

 

 そんな彼が自分のこれまでの自身の野球人生を振り返りつつ、監督からWBC参加選手のことを記しています。選手の中では、ダルビッシュや大谷翔平については、一つの章立てするくらい費やして書いています。

 

 しかも、洒落たことに自分のブルペンキャッチャーとしての背番号89にちなみ89項目で書いています。読んでいて見事と思ったのは、出場する超一流選手たちが大の努力家であり、研究好きでうまくなることに貪欲な人たちであることでした。

 

 そのあたりの事は、プロ野球の世界の中で体格も小さいしかもドラフト下位でプロの世界に入ったのですが、パリーグを代表する名キャッチャーの一人として活躍した彼らしいです。文章も読みやすく面白かったです。派手さは、ないけど、好感が持てる人と思えました。今後の活躍も楽しみですね。