竜馬がゆく 5&6巻 | ギッコンガッタン 

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日々、気の趣くままに綴る雑記帳

 

 

 

 司馬遼太郎先生の対策の一つである「竜馬がゆく」の後半部に入る所です。まず、五巻では、池田屋の変に蛤御門の変と血生臭い事件があり次々と攘夷の志士達が斃れていきます。神戸の海軍塾で船乗りとして海軍人として研鑽を積んでいました。しかし、幕府の方針で海軍塾が解散となり、失意の時を迎えます。

 

 六巻は、長崎を本拠に亀山社中を立ち上げます。そして、いがみ合っている雄藩同士の長州藩と薩摩藩を結びつける世に言う薩長同盟と言う偉業を紆余曲折の末に成し遂げます。一方幕府は、かなり、弱り目になっている長州藩を豊富な物量で圧倒しようと征伐に乗り出します。しかし、この戦いに長州藩は、勝利するところで終わります。

 

 この二つの巻では、幕末の歴史でターニングポイントになる事件が目白押しで凄くダイナミックです。薩長に土佐の竜馬と関わる志士達のキャラも味わい深く楽しめます。また、日本初の新婚旅行の場面も含めて竜馬のロマンスも良く描かれます。いよいよ、次は、7&8巻の最終盤です。竜馬の活躍を読んでいくのがいよいよ楽しみですね。