掟上今日子の家計簿 | ギッコンガッタン 

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日々、気の趣くままに綴る雑記帳

 
 
  家族で買い物しているときに本屋で娘が表紙の絵を気に入って買わされてしまった本です。家計簿と言う題名ですが実際は、短編推理小説集です。主人公は、抜群の推理力を誇る瞬発的な頭脳は、あるものの前日の記憶がリセットされる忘却探偵と言われる掟上今日子が主人公です。忘却探偵なので守秘義務は、間違いなくできたうえに抜群の能力を誇り警察が事件の捜査を依頼していきます。そこで冗談とも本気ともつかないことを現場をまず見る段階で刑事とやり取りしながら言っていきます。コミカルなようでロジカルな感じで話が進みます。そして、一話一話の結末が何とも面白く見事です。どこか、実験的な感じがしながらも楽しく読める小説でした。テレビ化もされていてあのガッキーが主役だとかいいます。今後も注目していきたいですね。