令和4年度 電子海図情報表示装置講習(ECDIS講習)

 

電子海図情報表示装置講習(ECDIS講習)が先日よりえひめ丸にて開催されました。

受講者は専攻科漁業科生で、この講習を修了することによって「電子海図情報表示装置講習修了書」が卒業時に発行され、取得する海技免許の能力限定が解除されたものになります。

卒業後すぐにECDISを搭載する船でも航海士を行うことができるなど、専攻科生にとっては非常に大きなメリットになります。

 

 

本校の講習設備はPC、ECDIS操作卓、操船シミュレータが備えられており、より実際に近い練習を行うことができます。

 

 

 

 

 

 

11月18日よりECDIS講習がスタートしました。

講習はえひめ丸船長をはじめとした本校講師が担当します。

 

 

 

 

 

 

また、えひめ丸船橋にあるECDIS(実機)を用いても講習を行います。

船長から電子海図の入手、アップデートの方法を学びました。

 

 

 

 

 

 

ルートプランニング(航海計画)についての講義、実技を行っています。

自分で目的地までのルートを作り、自分の計画に危険個所がないかチェックしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

講習の最後には修了試験が行われました。

修了試験に合格すれば、彼らもECDISを搭載した船舶で将来航海士や船長になることができます。

 

 

 

宇和島水産高校専攻科では令和元年より国土交通省の登録を受け、本講習を行っています。

専攻科生も最後まで真剣に講習に取り組み、とても有意義な講習となりました。

この講習で学んだこと活かし、卒業後も航海士、船長として活躍してくれることでしょう。

 

 

(一社)大日本水産会主催「漁業ガイダンス」開催!

 

本校におきまして、海洋技術科生を対象とした「漁業ガイダンス」が開催されました。このガイダンスは本校生徒に漁船漁業の魅力を知ってもらおうと、一般社団法人大日本水産会様が主催され、5つの漁法を代表する漁業企業様から直接説明していただくというものでした。

 

参加生徒は本科1・3年生、専攻科1年生でした。

 

初めに大日本水産会事業部長様からガイダンスの趣旨と、五級海技士養成コースについて説明がありました。漁業・水産業の役割や水産高生に対する期待、海技士養成コースについて、熱く語っていただきました。

 

ご説明の後、すぐにガイダンスが始まりました。

生徒は5つのグループに分かれて、各漁業者から説明を受けました。

 

こちらは地元八幡浜の昭和水産様(沖合底曳網)のブースです。

操業の形態や運航方法、水揚げ等豊富な資料をもとに説明頂きました。

 

温かい人柄が現れて、生徒も真剣に話を聞いていました。

 

こちらは共同船舶様(捕鯨)のブースです。前日宇和島に帰ってきたという本校卒業生(現役航海士)も参加、写真を多用して分かりやすく説明していただきました。

見たこともない氷山の海やクジラの写真に興味をひかれて捕鯨の話もよく聞いていました。

 

続いて大洋エーアンドエフ様(海外での巻網、はえ縄、カニ籠等)です。多様な漁業をされており、プロジェクタを使って分かりやすい説明でした。

幅広い経営をされていることもあり、興味を抱いた生徒も多かったようです。

 

はるばる枕崎市からお越しいただいた旭漁業様(カツオ一本釣)です。

水産高生に対して、漁船に乗るための心得や海技士の重要性を熱く説明していただきました。

 

スマホとパソコンを併用されていましたが、生徒たちは迫力あるカツオ一本釣の動画に見入っていました。

 

最後は地元愛南町の大祐漁業様(沖合巻網)です。

愛南町から来ている生徒もいますから、やはり興味をもって話を聞いていました。

 

専攻科生からも具体的な質問があり、しっかりメモを取っていました。

「巻網に興味あります!」とガイダンス中に専攻科生が話していました。

 

ガイダンスは時間通り進行され、あっという間に2時間経って終了しました。

 

感想を見ると「漁業に興味を持った」、「漁船に乗りたいと思った」という感想もあり、今回のガイダンスの成果が見られたと感じました。また教員にとっても漁船に対する考え方が変わる良い機会になったと感じています。

 

今回のガイダンスでは大日本水産会様を始め、県内外の5つの事業者様にお越しいただきガイダンスを開催しました。本校の力だけではこのようなガイダンスは開催できないものでした。今ガイダンスに関わっていただきました皆様に御礼申し上げます。

 

 

 

 

 

1年海洋技術科釣り実習<ジギング実習>

 

秋晴れのこの日、1年海洋技術科生は小型実習船「つるしま」に乗船して宇和島港を出港しました。

 

 

予定日が荒天の予報となったため実施日をずらしましたが、澄み透ったきれいな青空の下で気持ちの良い実習となりました。

 

09時、本校桟橋を出港。「行ってきまーす!」、「たくさん釣って来いよ-!」

 

漁場に向かうまで、はやる気持ちを抑えて仕掛けを準備します。

 

 

30分ほどで漁場着。さっそくジギングを開始しました!

 

おっ、魚でしょうか?いゃ、違うかな…。

 

やりました!やっぱり魚でした。おいしそうなコズナ(アマダイ)が釣れました!

 

立て続けにどんどんヒットします!こちらはエソでした!!

 

同じエソでも、巨大エソです!

 

ハマチも釣れました。

 

釣れた魚は絞めて血抜きをして持ち帰ります。

 

おなかが空いてきたのでお昼休みとなりましたが、海の上で食べる弁当は格別の味でした。

 

16時前、桟橋に帰着、片付けをして終了しました。

 

午後は食いが止まってしまいましたが、魚が釣れて皆満足していたようです。

 

今回は一学期に続き2度目の釣り実習でした。

単に釣漁業を経験するだけでなく、一年生にとっては海上や船上での行動に慣れるためにも必要な実習です。期待通り、漁場までの移動や漂泊中も海流や潮流等の影響を体感したり、操船の基本的知識と技術を経験することで海や船に対する理解を深めることもできたようです。

 

1年生の皆さん、お疲れ様でした。