2005/11/29
ジェイムス。サミー。スニタ。何やってんだろう。
バラナシも、もっかい行きたい。
行きたい。
本気でなんかやりたいって久しぶりに思った。
無気力ばかな大学生。ごめんなさい。私はなんも知りません。ロバートキャパの写真集を昔母親が買って見せてくれたことを思い出す。
マリアにも会いたい。
イザベラごめんまだ写真のCD送ってない。
やっと少し分かった。
生きているもの皆、自分と同じようにいろんなことを感じていて苦しんでいて、そしてその中で自分と出会った人の大切さかけがえのなさ、後から気付く。自分の周りにある魂の大切さ。
苦しさは比べることができないけど、どうしようもない状況ってのはどこにでも存在していて、それは、できれば、誰か他の人が、遠くても、なんとかHELPしてあげられればいいと思う。
考える、というのは人間に与えられた特権であり、一種の時間の無駄遣いであるけども、与えられた、Limitedな時間を、より深く多彩に過ごす方法でもあるはずだ。
もし自分が明日死んだら。
って、今までの私なら、あす死んでもいいように生きてるから悔いはない、と言ったけど、つまり明日死んでもいいように生きていたけども、、どんなにやりたいことやってても、ポリシーを貫いても、
やっぱり、
永遠に失うのはこの上ない辛さ痛さ。
自分もそう。皆そうだろう。
なるべく呆気なく死なないでおこうと思った。往生際悪く生きようと思った。今日この頃。ナツヲ、二十一歳、冬。もう十分生きたと思うには早過ぎる。
もっと。
じゅわん
ジュウォンは、ウォンでなくてワンだそうです。韓国人の名前の発音は難しくて、特に難しい人(私が聞くと、チャンチャーチャって感じに同じの三つ並べたようにしか聞こえないようなの)は英名を作ってます。ジミーとか、ケイティとか。
私が、
「私も英名作ろうかしらん」
と言うと、彼女は大賛成して、
「ロクシー、マリア、アン…」
と手にしたミュージカルのパンフレットを見ながら列挙してゆく。
そうして私がどれもピンとこないでいると突然、
「ハウ アバウト ビタミンC?」
と訊いてくる。
「ヴァイタミン C フタガーワ。 【C】 イズ Middle Name。」
そう言って流し目でこちらを見てくる。
笑わずにはいられません。何考えてんだこいつ。
そうして名前の意味の話になって、私が、
「ナツ Means サマー」
と言うと、
「サマー?」
と聞き返してきた。
「Yeah サマー」
「サマー?」
「サマー。」
「サマー?」
「YES!」
「ヨン様ー?」
「NoNoNoNo!」
「ヨン様ー、A-nd ●△#(←聞き取り不可)様ー」
こいつ、全部計算してやってるんだろうか。
同じく韓国人のサンミは、水曜日に焼酎のボトルを一人で二本空けたとか言ってる。
こいつら。
ジュワンとのやりとりはあんなんやし、
サンミとのやりとりは
「ショーチュー」(サンミ)
「ジンロー」(ナツを)
と言ってにこにこしてるもんだから、
どうも、ナツをの英語の上達は望めそうにないです。
お
昨日、船旅で同じ部屋だったみきと、会った。
私のホームステイ先と、彼女の泊まっている家の最寄の駅が偶然同じで、
そこで待ち合わせをして、会った。
すごく、あっけらかんとした、再会で、
「あ、久しぶりー」
「おはよーう」
「なにしよっか」
「とりあえずご飯食べよう」
いろいろと彼女の近況を聞くのは楽しい。自分や周りのことを話すのもまた楽しい。
船旅は、まるで夢だったよう。それを夢でなかったと感じられるのは同じ体験をした人に会った時。
自分の生活とかけ離れ過ぎていて、自分の傍にそれを証明するものが、なにもないから。
日記も、写真でさえも、偽物のような気がする時があるのだ。
そうして誰か他の乗船者に会ったとき、確かに船は自分を乗せて海をすすんだ。そこでこの子に出会ったんだ、と感じて安心する。
昨日みきと会って、まあそんな風にほっとして、時間があったので、夏に船でNYに来たときに停泊した船着場に行ってみた。
みきは、今から船に戻るような気分だ、と言った。寄港地観光の最中のよう。
私は、とてもそんな風には考えられなくて、そういう想像をするだけで、苦しくなって、
「う、しんどい」
と呟く。
全て想像できる、ゲートでIDカードを見せて、階段を上がって、鍵を取り出してドアノブに差込んで捻ると、既に鍵は開いていて、誰かもう帰っているんだ、とドアを開ける。部屋の中は電気がついていて、姫がもう帰って荷物を広げている。私は鞄を赤い絨毯の床に置いて、靴を脱ぎベッドに飛び込んで「つかれたーー」っと全身から声を出し、伸びをする。そうして姫に、「どうだった今日?」と訊く。部屋にある全てのものを思い出せる。「部屋の掟」の張り紙、鏡に貼ったポラロイドの写真、私の溜め込んでいる酒。電話、ティッシュ箱、梅昆布茶の缶。
もう二度とやって来ない日常、当たり前のこと、
そういうものを思い出すと、苦しい。
船着場は、確かにそこにあって、また別の船を停めていた。
あの夏からいったい何隻の船がここに留まったんだろう。
どのくらいの人々がここからTIMESSQUAREに向かったんだろう。
その場所にはその場所の歴史がある。
その人にはその人の歴史がある。
時間は止まらない。
流れる時間の中で、人も、場所も、船も、全てのものが、それぞれに歴史を刻んでいく。
その中で偶然、あるいは必然に、交わるのだ。出会うのだ。
うまく言えない、、、。むむむ。むむむむむ。
使い古された言葉だけれども、
今日という日は二度とやってこない。
今日あるもの、は明日もある、と、思ってしまいがちだけれども、
今日のものは今日しかないのだ。
明日のものはまた明日のもの。
毎日、「今日」という日を去っている、と同時に、明日を訪れている。
ひとつ所に居ても旅してる、と感じる。
無常やねえ。
にっぽん。へへへ。
二行前から考えるのを放棄しました。
性格バトン
自分の性格って一番謎っすよね。。
●好きなパーツはどこ?
自分の、ですよね?
鎖骨の間。ちょうど真ん中らへん。骨です。つい指で押してる時があります。どういう時だろう。
●好きな性格は?
他の人の、ですよね。
さらっと微笑する人。一瞬で好きになります。
●ちょっと変わってるとこは?
トータルバランス。
構成要素のひとつひとつは、普通なんすけど、
きっと、それらが一つどころに同居しちゃってるから、なんか、あれなんだと思います。
ううむ。
●自分を何かに例えるなら?
鮪。
泳いでないと死んじゃうのに、休みたいと思ってる。
必死で泳いでるのが自分にとっての幸せだと、本当に思えたら、いんだけど。
●自分が異性だったら、好きになりますか?
ならないっす。断じて。
●変えたいところは?
決断力のない所。行動力のない所。できることしかやってない。あと、根気強さ。あとシャイ。行動がたまに不自然な所。いっぱいある。
●最近の褒めてあげたい自分は?
学校で自分からは絶対に日本語を喋らない(日本人がたくさんいます。)
●自分の事好きですか?
大好き!!
っと少し前なら書いたでしょうが、実はそうでもないんす。性格も、その他いろいろも。
認めてはいるけど、みたいな。まあ最近他に好きなもんや人が多くて正直、自分を見れていませんでした。わーい。幸せもんだね。
そんな自分は結構好きかも。
二週間
いつの間にか、二週間が過ぎていました。
土曜日は新しく学校に来た日本人の女の子の誕生日&イタリア人のマリオの送別で、飲み。三人。
マリオって名前は、イタリアでは日本でいう太郎みたいなもんらしい。昔からある名前。マリオのおじいさんもマリオだったそうな。
そしてイタリアにはスタバもピザハットもないらしい。そりゃあそうか。
マリオは仕事があるから二週間のみの滞在。ジャーナリスと。人が入れ替わりまくる語学学校。
毎週月曜には新しい人が入ってくる。
日曜日はハーレムにゴスペル聴きに行った。TKTSに並んで『アベニューQ』を観た。
『アベニュー@』はセサミストリートみたいな人形を操りながら役者が歌う。
面白かったです。
人種差別とか、SEXとか、ゲイとか、全部冗談にしてしまってて。
最後のクライマックスで、
「Everything in life is only for now」って歌いながら、
「Only for now ~ (今だけ)
Only for now~
YOURHAIR!
Is Only for now~
SEX!
Is Only for now~」
ときて、
「GEORGE BUSH!!
Is Only for now~」
と歌ったら会場が大爆笑&拍手喝さい。
私もついつい手をたたいて笑った。
アパートが決まりました。
CHINATOWNです。
日本人の女の子とシェアリング。三人暮らし。まだ会ったこともない人たちだけど。
気質
韓国人のサンミとジュオンと、授業で自分のパーソナリティの話をした。
「私は新しいことにTRYすんのが好き。興味を持ったことはどんどん。怖がらずに。」
私が自分のことをしゃべると、
二人とも大きく頷いて「私も。んで飽きっぽい。」と言っている。
似ているなあ、と思っているとジュオンが、
「ブラッドタイプは?」
と質問した。
同時に口を開く、
「B。」「B。」「B。」
三人ともB型でした。
パーソナリティB型気質。
子猫
私のホストファミリーは、母と二人の娘。母子家庭です。
家は緑色の木造3階建て。古いけれど、床板や階段がきしむ音も素敵ないい感じの家です。
お姉さんのスザンナは17歳。私より大人っぽくて私よりしっかりしていそうで勉強家の携帯電話大好き女子高生です。
妹のアナベルは10歳のサッカー大好き小学生です。
彼女達は、肌や髪からひと目で、父親が違うのが分かります。
ホストマザーのデボラが、
「離婚したアナベルの父親はガーデニングが好きだったから植物が多いんだけど、私はさっぱりで。ナツキ農学部なら詳しいんじゃない?」
なんて台詞をさらっと言うので、さすがNYだなあと思いながら、私は、
「とりあえず土が乾いたら水やればいいんすよー」
みたいなことをたどたどしく答える。
ペットは飼ってないのだが、日曜日、近くの家の子猫2匹に、その家の住人が留守だというのでアナベルと餌をやりに行った。白黒とトラ柄の子猫。かわいかったです。
猫を撫でながらアナベルは、
「They are different,only the size is same.Maybe they have different fathers.bacause because ...」
「この子達は、見た目がぜんぜん違う、大きさは同じだけど。きっと父親が違うんだよ。だってだって…」
私は続ける。
「Because they have different colors and designs」
「色も模様も違うからね。」
アナベルは動物を飼ったことがないので、雑種だと一度の出産で異なる柄の子供が何匹も生まれることを知らないのでしょう。
だけれども、私は、そのことを教えることはできませんでした。
家に帰ると、この日私は夕食を頼んでおいたので、デボラがキッチンで食事の支度をしていた。
ビールを片手に。
そういえば飲んでるところを見たの初めてだ。テンション高めデボラ。
ああ、見慣れた光景だ、と思いながら(私の母は飲みながら料理します)懐かしんでいると、
「ナツキも飲む?」
と訊かれたので、
「いただきます」
と答えて飲んでると、スザンナも下りてきて、飲み始め、
アナベルまで味見し始めた。
女四人でビールを飲む インザキッチン。
「スザンナ昨日のパーティでビール飲んだの?」
「飲んだわ」
「あら、聞いてないわよ飲むなんて。何のビール飲んだの?」
「知らない。」
「バドワイザー?」
「知らないってば!」
とか、どこの家庭でもありそうな会話。むずかしい年頃。
そうして食事の準備ができて、夕食をとった。
Big Apple NY。
私はまだ何も言えません。
本
俵万智が好きです。
NYにも三冊持ってきた。
昨日読み終わったのは
「101個目のレモン」
エッセイ集のようなもの。。
なんでもない笑顔なんでもない会話なんでもないからふるさとが好き
なんでもないことの大切さに気づけるって幸せ。
生きるとは手をのばすこと幼子の指がプーさんの鼻をつかめり
何をつかめるかわかんなくっても手をのばす。明日がわかんなくっても生きている。

