ギグヒロです。
ピアノ弾き語りを多少得意とするサラリーマン、ギグヒロです。
2024年8月1日、五反田「ROCKY」にて、バンド.ギグリーマンのライブを実施しました。
ライブの演奏曲や様子は、ギグリーマンブログの方を見ていただくとして、こちらのサイトでは、ライブにまつわるちょっとした裏話、苦労話なんかを書きます。
前回、ピアノやシンセでトラブルが多発したため、YAMAHAのいいピアノが据え付けであるお店にもかかわらず、今回は、がんばってピアノを持ち込みました。
ピアノは私のお気に入りの「CASIO CDP-S300」。
ピアノの音だけでいうと、店のYAMAHAの音の方がきっとよいです。CASIOさんもそれは否定しないでしょう。
しかし、この「CASIO CDP-S300」は、そのピアノの音は多少我慢してもおつりが来るぐらい、いろいろなメリットがあるのです。
とにかく音色が豊富。ギグリーマンはわずか4人でやっているので、ギター、ベース、ドラム、ピアノ以外の音は基本的になく、ちょっと凝った曲をやろうとすると音色の幅が狭いのです。お店のYAMAHAの電子ピアノもいろいろな音はもっていますが、例えば激しいBrassの音とか、重厚なシンセの音とかを電子ピアノに期待するのは無理があります。
そのあたりを補えるように、お店にはシンセの「KORG KROSS-61」が備え付けであるのですが、前回ブログで書いたように、同じ「KROSS-61」なのに、私の持っているのと店のはどうも音色が微妙に違うので、本番で慌てることがないように、店のシンセにはあまり頼らないようにしようと考えました。
そうなると、シンセ機能をもった「CASIO CDP-S300」はとても心強い。こいつも電子ピアノなんですが、シンセとほぼ同様の音色が揃っているのです。
今回、海をテーマにした曲では「波の音」を、ルパン3世では「ピストルの音」を、Under the Seaのイントロでは「Steel Drumの音」を、すべて「CASIO CDP-S300」から出しました。こういった効果音に加え、インストのPOPCORNでは70年代の固い電子音みたいな音も再現できたし、「CASIO CDP-S300」は大活躍でした。
■「CASIO CDP-S300」のピアノ以外の音の利用
・Surfin USA:波の音
・真夏の夜の夢:オケヒット
・サマーサスピション:シンセの音
・ルパン:ピストルの音
・ビッグウェイブ:Brass
・Under the Sea:Steel Drum
・POPCORN:電子音
・Heat of the Moment:シンセの音、ギターの音
・September:Brass
・Gold Finger '99:Brass
しかし、今回へとへとになりながらも、12キロのものをかついで持ってきた一番の理由は、「普段、このピアノで練習しているから」です。
鍵盤のタッチが「CASIO CDP-S300」が一番いい、とは言いませんが、やっぱり、普段弾いていて、弾き慣れているものが一番いい。
練習の環境をそのまま持ち込むのが、一番安心して弾ける!
先日のライブで改めて痛感しました。
CASIOという文字がちらっと見える
次のライブは10月です。12キロもあって大変だけど、次のライブでもピアノは持ち込むことにします。みなさんにいろんな音が届けられますように!
ギグリーマンライブにどうぞ!