ギグヒロです。

ピアノ弾き語りを多少得意とするサラリーマン、ギグヒロです。

 

2022年9月23日、上野 東京美術館講堂で開催された「日高さとみ箏(こと)コンサート」に、ピアノで出演しました。

心配された台風15号による大雨の影響もなく、雨も降らずに天候に恵まれました。

ほぼ満席の200人を超える大勢のお客様にお越しいただき、約2時間のコンサートは、成功裏に終わりました。箏の素晴らしい音色を、生で、かつ、真近で聴く機会などそうそうなく、ましてや一緒に演奏できる機会などまずありえないことで、私の音楽人生の中でも忘れられない演奏の一つとなりました。

 

第一部は、4つの箏と十七絃(箏のベースのようなもの)、それと尺八という、古典的な和楽器だけで構成されていましたが、私がこれまで耳にしたことのないその見事な音の調和はあまりにも素晴らしく、楽屋にいながらも聴き入ってしまいました。う~ん、箏の音っていいなぁ。尺八の音色も渋い!

 

リハーサル中の日高先生の凛とした姿

 

第二部は、箏をメインに、尺八、ギター、十七絃、ヴァイオリン、そして私のピアノと、和楽器に西洋楽器も加わった構成です。

全部で7曲を演奏しましたが、1曲目「ノクターン」は特に気合が入りました。構成が箏とピアノだけだったためミスは絶対許されず、ピアノ曲「ノクターン」のイメージを壊さぬよう、でもピアノは前面に出ないように、自分なりに細心の注意を払って演奏。普段は、適当なアドリブばかりの気軽でアバウトな演奏しかしていない私にとっては、こんな演奏スタイルは本当に冷や汗ものでした~。

 

後方スクリーンには、ヨーロッパの夜が映し出され、

ノクターンのイメージを広げてくれる

 

しかし、この曲を終えたことで緊張感はいっきにほぐれ、あとの6曲は比較的のびのびと演奏できたかな? 最後に「明日があるさ」をメンバー一同で歌って無事終了。あっという間の40分でした!

 

様々な楽器も加わった、第二部の様子