【1308】 くら寿司 (池袋) ☆☆☆★ | 今日はカレー日和

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くら寿司と言えば、言わずと知れた三大回転ずしの一角であるが、いつも攻めたメニューを提供することで知られている。ラーメンやうどん、カフェのような飲み物など、「回転ずしなのに…?」というようなものを次々にリリースしている。そのくら寿司が少し前から提供しているのが、シャリカレーである。カレーのご飯がシャリになっている、という面白メニューだ。普段くら寿司の池袋店は激混みで、しかも夜遅くになるとあまり柄のよろしくないタイプの方々が多くあまり足が進まない感じなのだが、今回はこのカレーを目当てに行ってみた。

 

 

海賊カレー (450円)
期間限定で提供されていた、漫画ワンピースとコラボしたカレー。カレーソースは他のカレーメニューと変わらないのだが、スパイシーな衣を使った魚介類のフライがトッピングされているのが特徴。魚介の内容は日替わりで8種類あり、シャーク、するめいかゲソ、スケトウダラ、まぐろ頭肉、イシダイ、ソフトシェルクラブ、するめいか耳、マヒマヒがある中で、私が行った時はするめいかのゲソだった。


まずシャリカレーの味なのだが、カレー自体は甘味が強く、あまり得意な方向性の味では無かったのだが、ご飯がシャリであるだけに酸味があって、一緒に食べるとまるでカレーが酸味を持っているように感じられ、甘味とのバランスがちょうど良かった。スパイスと旨みも控え目過ぎないが一般受けする範囲には収まっていて、こういうチェーン店のカレーとしては結構頑張っている方なのではないだろうかと思った。ちなみにこのメニューを注文した人限定でワンピースのルフィのクリアケースが付いてきた。

 


シャリカレーパン (150円)
シャリカレーの時点で、攻めたメニュー提供してくるなーと思っていたのだけれど、そのシャリカレーをパンに詰めてカレーパンにするという、更に攻め込んだ一品。ご飯とパンという炭水化物+炭水化物メニュー。コッペパンのようなサイズ感のパンにシャリカレーが入っているのだが、ご飯の感じは舌でしっかり探さないとわからないレベル。酸味はあるのだが、揚げ立てが提供されるので、パンのまわりのカリカリ部分が食感の印象として強く、ご飯の粒々感は目立たない。


印象としては、一口目から最後までずっと一貫して普通の美味しいカレーパン、といった感じだった。甘目の味付けもパンに合っている。パン屋さんで購入するよりも、常に注文が入ってから揚げられるこのカレーパンの方が、食体験としては上なんではないだろうか。しかも150円。安い。


 

シャリカレーうどん(350円)
引き続き炭水化物+炭水化物メニューのシャリカレーうどん。どうなっているのだろう、と思ったのだが、カレーうどんのトッピングに揚げたシャリが乗っている、というスタイルであった。シャリはまさに握りずしの下にあるシャリくらいのサイズのものが2個揚げられていることで、うどんとご飯が混ざらないのがいいし、揚げた食感と香ばしさが非常にカレーうどんに合っていた。よく考えたなー、といった感じ。


カレーの味はシャリカレーと一緒なのだが、温玉とちくわの天ぷらが乗って350円は安い。ちくわの天ぷらはもちろん揚げたてなので、さっくりとした食感。温玉もカレーの甘目の味わいに合っているのだが、いかんせん甘いカレーとうどんとの相性は微妙ではあった。カレーありきの商品開発としてはよく考えられてるな、と感心し切りだったが、総合的にはシャリカレーの方をおすすめする。

 

 

 

 

店名:無添くら寿司 池袋東口店
最寄:池袋
住所:東京都豊島区南池袋1-19-5 Gビル南池袋01 B1F
電話:03-5960-1810
営業:11:00~23:00(L.O.22:30) [平日]
   10:20~23:00(L.O.22:30) [土日祝]
定休:無休