【0573】七宝麻辣湯 (渋谷) ☆☆ | 今日はカレー日和

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上海で大人気のスープ春雨『麻辣湯』(マーラータン)の専門店「七宝老街愛情麻辣湯」が、日本に出店した第1号店。お店のシステムは、まず入店したら向かって左側にあるクーラーボックスに並ぶ数十種類の具材中から、好きな物を選んでザルに入れる。店員さんにザルを渡して、スープの辛さを選べば、その具材で作られた麻辣湯ができあがるシステムだ。辛さは0~5までの6段階あり、4辛・5辛は100円増し。この麻辣湯は、山椒の辛味が強いので、辛いものを選ぶと舌がビリビリと痺れる。具材は基本が3種類で、680円。1品プラスするごとに、100円ずつアップする仕組みだ。何だかんだで、値段が上がってしまうのだが、たくさんの種類の中から、自分の手でセレクトした具材で作る、というのが楽しい。


カウンター席とテーブル席があるが、あまり広くないので、少人数向き。もちろん1人でも気軽に入ることができる。カウンターテーブルもタイル貼りになっており、鯉の模様が入っているなど、中国を彷彿とさせる内装である。一面ガラス張りなので明るい雰囲気。


麻辣湯(具材4種、5辛)+カレー玉=980円
この麻辣湯は、基本が山椒の辛いスープなのであるが、途中で味の変化をつけるために、数種類の"玉"を投入することができる。コラーゲン玉、カレー玉、ココナッツ玉など。この玉は、豚や鶏のコラーゲンなどから出来ており、肌にもいいらしい。また、麺ではなく春雨なので、比較的ローカロリー。唐辛子のカプサイシンの効果も期待できそうだし、美容を気にする人にはうってつけ。もちろん今回はカレー玉を投入してカレー味にした。カレー玉は見た目はたこ焼きか、ゆで卵の黄身のような形をしていて、2層に分かれている。作っている時にカレー粉が沈んだからか。スープに入れると溶けてカレーの香りを発する。


5辛という一番辛いのをオーダーしたら、本当に辛い。もう、器から立ち上る湯気を吸い込むだけでむせそうなくらいだ。スープの辛さを5辛にしたことで、スープ自体が辛すぎて、カレー玉を入れてもほんのりとしかカレーの味がしない。もう少し辛さを抑えたスープでないと、カレー味にする意味はないかも。麻辣湯自体はおいしいと思うけど。




店名:七宝麻辣湯 [チーパオマーラータン]
最寄:渋谷
住所:東京都渋谷区桜丘町15-18 北沢ビル1階
電話:03-3780-0066
営業:11:30~23:00
定休:無休
HP:http://maratan.com/