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Star Trek: Picard complete guide part 25
今回はアメリカの人気ドラマ
「スタートレック:ピカード」
シーズン3を紹介したいと思います。
※日本では全く手に入らない情報を多数書いたので、ぜひお読み頂けると嬉しいです。
§1 シーズン3の見所
37年に及ぶ「スタートレック:ネクストジェネレーション」の最後を飾るに相応しいストーリーです。
ストーリー、キャストの演技、演出の全てが完璧で、「スタートレック:ネクストジェネレーション」の集大成となっています。
ストーリーで最大の見所となるのが、
“オリジナル・キャストの集結”
です。
「ネクストジェネレーション」の各メンバーが、どのタイミングでどのような形でストーリーに加わっていくのかを予想しながら観るのも、今シーズンの楽しみの一つです。
ストーリー的にも、全3シーズンの中で最も「ネクストジェネレーション」の空気感を意識しており、
非常にエモーショナルな雰囲気を感じさせる展開となっています。
ちなみに、
主演のSirパトリック・スチュアート のシーズン3時点での年齢は、なんと、83歳です。
§2 オリジナル・キャストが全員集結
シーズン3はシリーズの中でも特に大きな注目を集めましたが、
その理由は
オリジナル・キャストが全員集結したからです。
ピカード役の
パトリック・スチュアートさんは
主演なのでもちろんですが、
ライカー役の
ジョナサン・フレイクスさん、
データ役の
ブレント・スパイナーさん、
ウォーフ役の
マイケル・ドーンさん、
ビバリー役の
ゲイツ・マクファーデンさん、
ラ=フォージ役の
レヴァー・バートンさん、
ディアナ役の
マリーナ・サーティスさんという、
「スタートレック:ネクストジェネレーション」の
レギュラー・キャスト全員が再集結しました。
それぞれ別々の場所で人生を歩んでいたエンタープライズ号の仲間たちが、約20年の時を経て再集結する姿は、多くのファンを感動させました。
他にも過去作からのサプライズゲストが多数登場しており、ミシェル・フォーブスさん、アリス・クリーグさん、ティム・ラス さん、ダニエル・デイヴィスさん、ジョン・デ・ランシー さんが以前と同じ役で登場、
また、初代「スタートレック(宇宙大作戦)」でチェコフを演じたウォルター・ケーニッヒ さんの出演も、長年のファンを驚かせました。
「スタートレック:ネクストジェネレーション」の集大成と言えるキャスティングで、
何より、レギュラーキャスト7人が全員続投したのは、本当に凄いと思います。
§3 故ジェリー・ゴールドスミスさんの伝説的なテーマ曲の復活
「スタートレック:ピカード」は、シーズン1とシーズン2ではジェフ・ルッソさんによる書き下ろしの新曲がテーマ曲として使われましたが、
シーズン3のテーマ曲は、
2004年に亡くなった映画音楽界の巨匠
ジェリー・ゴールドスミスさんによる
「スタートレック:ネクストジェネレーション」版のテーマ曲
が使用されました。
この曲は映画版「スタートレック」のテーマ曲としてジェリー・ゴールドスミス さんが作曲し、
その後、「スタートレック:ネクストジェネレーション」のテーマ曲として長年に渡り使用されました。
そのため、多くのファンから「スタートレック:ネクストジェネレーション 」のテーマ曲、あるいは「スタートレック」シリーズ全体のテーマ曲として親しまれています。
その伝説的な名曲を、
オリジナル・キャストが再集結 したシーズン3に合わせて起用したのは、
非常にセンスが良いですし、
何よりファンの期待に応えた選曲だと思います。
第1話のエンディングで「スタートレック:ネクストジェネレーション 」のテーマが流れた瞬間、おそらく世界中の「スタートレック」ファンが歓喜したと思います。
§4 シーズン3 ストーリー
平穏な生活を送っていたジャン=リュック・ピカード提督の元に、約20年間も音信不通だったビバリー・クラッシャーから突然SOSが送られてくる。
これをきっかけに、エンタープライズ号時代の仲間たちとの最後の冒険が幕を開ける。
※各話詳細は次回掲載するのでご覧下さい
§5 ベストエピソード「第10話 ラスト・ジェネレーション」
これ以上無いと言える最高の最終回です。
特に、
ラスト・シーンが素晴らし過ぎます。
オリジナル・メンバーが楽しそうにポーカーをしているだけのシーン ですが、
バックに流れるテーマ曲と相まって、
非常にエモーショナルで
幸福感を感じさせる
名シーンとなっています。
全てのテレビドラマを集めても、これを越えるエンディングは無いと思いますし、おそらくこの先も現れないと思います。
§6 シェイクスピアからの引用
ラスト・シーンで、ピカード提督が乾杯の台詞を言いますが、
あの台詞は、
シェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」の名台詞の引用です。
「人間の行いには潮時というものがある」で始まる欧米では有名な台詞ですが、
なぜ突然シェイクスピアの引用が出てくるのか不思議に思う人も多いと思います。
その理由は、おそらく、
ピカード提督役のパトリック・スチュアート さんへのリスペクトの表れだと思います。
パトリック・スチュアート さんはイギリスのシェイクスピア演劇の伝説的な名優です。
その偉大なパトリック・スチュアートさんに、ラスト・シーンでシェイクスピアの名台詞を披露してもらうというのは、
名優に対するスタッフからの最大の賛辞だと思います。
ちなみに、ピカード提督は古典文学に精通している設定のキャラクターなので、あの場でシェイクスピアの名言を引用するのはキャラクター的にも全く不自然ではありません。
§7 シーズン3 キャスト
メイン・レギュラー
ジャン=リュック・ピカード (演:パトリック・スチュアート)
かつてエンタープライズ号の艦長として何度も宇宙を救った伝説的な英雄。
一度は艦隊を去ったが、現在は復職し提督として後進の指導をしている。
エンタープライズ号時代の仲間と共に最後の戦いに挑む。
※「スタートレック:ネクストジェネレーション」から続投
セブン・オブ・ナイン (演:ジェリー・ライアン)
元ボーグで、本名はアニカ・ハンセン。
※「スタートレック:ヴォイジャー」から続投
ラファエラ(ラフィ)・ムジカー (演:ミシェル・ハード)
宇宙艦隊の中佐。現在は情報部で諜報活動を行っている。
ジャック・クラッシャー (演:エド・スペリーアス)
ピカードとビバリーの息子。母と共に医療ボランティアに従事している。ある秘密を抱えており、巨大な陰謀に巻き込まれていく。
反抗的な若者に見えるが、実際は思慮深く思い遣りのある人物。
ウィリアム・T・ライカー (演:ジョナサン・フレイクス)
ピカードのエンタープライズ時代の部下で、盟友。現在は妻と娘とは別居中。
ピカードと共に最大の敵との戦いに挑む。
※「スタートレック:ネクストジェネレーション」から続投
データ
(演:ブレント・スパイナー)
(演:ブレント・スパイナー)
データ (演:ブレント・スパイナー)
ピカードのエンタープライズ時代の部下で、アンドロイド。約20年前に殉職したが、オルタン・スン博士がローアの人格と共存させた状態で蘇らせた。デイストローム研究所に保管されていたのをライカー達に発見される。
※「スタートレック:ネクストジェネレーション」から続投
ウォーフ
(演:マイケル・ドーン)
(演:マイケル・ドーン)
ウォーフ (演:マイケル・ドーン)
ピカードのエンタープライズ時代の部下。現在は情報部所属の諜報員で、ラフィの上司。
ピカードと再会し、共に最大の敵との戦いに挑む。
※「スタートレック:ネクストジェネレーション」から続投
ビバリー・クラッシャー (演:ゲイツ・マクファーデン)
ピカードのエンタープライズ時代の部下。約20年前に失踪した後、極秘で産んだ息子のジャックと共に医療活動を行っていた。何者かに命を狙われ、ピカードにSOSを出したことで、20年ぶりの再会を果たす。
その後はピカードと共に最大の敵との戦いに挑む。
※「スタートレック:ネクストジェネレーション」から続投
ジョーディ・ラ=フォージ (演:レヴァー・バートン)
ピカードのエンタープライズ時代の部下。現在は艦隊ミュージアムの館長を務めている。2人の娘も艦隊に所属している。娘の安全を考え、ピカードへの協力を躊躇するが、後に考えを改め、一緒に戦うことにする。
※「スタートレック:ネクストジェネレーション」から続投
ディアナ・トロイ (演:マリーナ・サーティス)
ピカードのエンタープライズ時代の部下で、ライカーの妻。ライカーとは別居中だったが、今回の戦いがきっかけで再会。ピカードの元に合流する。
※「スタートレック:ネクストジェネレーション」から続投
その他のレギュラー
リアム・ショウ (演:トッド・スタシュウィック)
タイタン号艦長。融通が効かないタイプで、ピカードからの協力要請を拒否。その後もピカードを快く思っていなかったが、徐々に協力的な態度に変化していく。
無能で嫌味な人物だと思われていたが、実は優秀で部下思いであり、倫理観と正義感を兼ね備えた人格者であることが明らかとなる。
シドニー・ラ=フォージ (演:アシュレイ・シャープ・チェスナット)
タイタン号操舵士。ジョーディ・ラ=フォージの次女。素直で優しく、正義感に溢れた人物で、セブンを尊敬している。
ピカードや彼の仲間と共に最大の敵との戦いに挑むことになる。
準レギュラー/メインゲスト
ヴァーディク (演:アマンダ・プラマー)
戦艦シュライクの艦長を務める可変種の女性。
ラリス (演:オーラ・ブレイディ)
ピカードの恋人のロミュラン人女性。
ロー・ラレン (演:ミシェル・フォーブス)
宇宙艦隊情報部の中佐。ウォーフとラフィの上司(ハンドラー)で、独自に陰謀を調査している。
ピカードを裏切った過去があり、彼との間に確執がある。
※「スタートレック:ネクストジェネレーション」から続投
ボーグ・クイーン (演:アリス・クリーグ)
ボーグ集合体を壊滅させたピカードに強い恨みを抱いており、可変種を利用して復讐を企てる。
※「スタートレック:ネクストジェネレーション」から続投
トゥヴォック (演:ティム・ラス)
ヴォイジャー号時代のセブンの同僚。現在は大佐として艦隊本部に勤務している。
※「スタートレック:ヴォイジャー」から続投
モリアーティ教授 (演:ダニエル・デイヴィス)
デイストローム研究所の保安ホログラム。
※「スタートレック:ネクストジェネレーション」から続投
アントン・チェコフ
(演:ウォルター・ケーニッヒ)
(演:ウォルター・ケーニッヒ)
アントン・チェコフ (演:ウォルター・ケーニッヒ)
惑星連邦大統領。「スタートレック(宇宙大作戦)」のパヴェル・
Q (演:ジョン・デ・ランシー)
Q連続体と呼ばれる高次元生命体で、ピカードの宿敵だったが和解した。
※「スタートレック:ネクストジェネレーション」から続投
§8 主要キャスト以外の名演にも注目
シーズン3では、重要なキーパーソンとなる新キャラクターを演じたキャストが強い印象を残しました。
特に注目なのは次の2人です。
1人目はアシュレイ・シャープ・チェスナットさんで、
ジョーディ・ラ=フォージの娘で、タイタン号パイロットのシドニー・ラ=フォージを演じました。
シーズン3のヒロイン的なポジションで、
多くの登場人物が葛藤を抱える中、一貫して善を象徴するようなキャラクターが印象的でした。
2人目はトッド・スタシュウィックさんで、
タイタン号艦長のリアム・ショウを演じました。
最初は無能で融通が効かない嫌味なヒール役として登場しましたが、次第に有能な技術者で、倫理観や正義感があり、部下を正しく評価することが出来る優秀な上司であることが判明します。
悪役だと思われていたが最期はヒーローとして命を落とすというキャラクターが多くの視聴者に受け入れられ、シリーズ屈指の人気キャラクターとなりました。
§付録 全エピソード解説
他では絶対に手に入らない情報なので、ぜひお読み下さい
➡️ エピソード2「撤収」
➡️ エピソード3「17秒」
➡️ エピソード5「偽物」
➡️ エピソード7「支配」
➡️ エピソード8「降伏」
➡️ エピソード9「声」
§付録 シーズン1、2 シリーズガイド
§付録 スタートレック:ネクストジェネレーション
楽しんで戴けていたら嬉しいです。
In case I don't see ya, good afternoon, good evening, and good night!
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