みなさま、ごきげんよう。
このブログにお立ち寄り下さり、ありがとうございます。
今回も前回に引き続き
私立恵比寿中学
について紹介したいと思います。
前回のブログはこちら
今回は、エビ中にとって最も大切な曲である
「なないろ」について紹介したいと思います。
(私立恵比寿中学Twitterから引用)
§25 なないろ
「なないろ」は、
私立恵比寿中学にとって、特別な楽曲です。
作詞作曲を担当したのは、
エビ中と関係が深い、
レキシこと池田貴史さんです。
レキシさんと言えば、
アフロヘアーがトレードマークの
人気シンガーソングライターで、
歴史を題材にしたコミカルな歌詞と、
歌詞にミスマッチな洗練されたメロディが特徴です。
また、俳優としても活躍しており、
人気ドラマ「99.9」の、松本潤さんの従兄役が有名です。
エビ中との関係も長く、
過去に何度も楽曲提供しており、
さらに、テレビ番組で共演もしています。
「なないろ」も、
レキシさんらしい、耳に心地よい美しいメロディが印象的な名曲です。
ここからは、
なぜ「なないろ」が
私立恵比寿中学にとって特別な曲なのか
について書きたいと思います。
「なないろ」は、
何も考えずに聴くと、
片想いの気持ちを描いた爽やかな青春ソングのように感じると思います。
ですが、
よく注意して聴くと、全く違うことが分かります。
特に、2番以降は片想いの曲だとすると、辻褄が合いません。
会おうとすればいつでも会える片想いの相手に対する歌だとすると、かなり違和感を覚えるはずです。
ところが、
「二度と会うことが出来ない、若くして亡くなった大切な親友に対する想い」
を描いた曲だと考えると、
先程までの違和感は一切無くなります。
なぜなら、
この「なないろ」という曲は、
亡くなった松野莉奈さんを追悼する曲だからです。
そして、
この曲の歌詞や振付やミュージックビデオには、
松野さんを表すメッセージが多数ちりばめられています。
まず、
タイトルの「なないろ」ですが、
松野さんの誕生日である7月16日を表しています。
また、歌詞には「青い空」というキーワードが何度も登場しますが、
これは、松野さんのイメージカラーが「青」だったことを意味しています。
ミュージックビデオでも、青空が象徴的に描かれており、
松野さんが空から残されたメンバー7人を見守っていることを表現しています。
さらに、ミュージックビデオには、
松野さんが好きだったガーベラの花も登場しています。
そして、振付では、
手話で「りな」の名前を表現しています。
曲に込められた意味が分かった上で、
改めて歌詞を読んで見ると、
普遍的な恋の歌ではなく、
松野莉奈さんただ一人に捧げられた歌だということが、はっきりと分かります。
これは、
エビ中の事を深く理解しているレキシさんだからこそ書けた歌詞で、
レキシさんとエビ中の関係性が無ければ絶対に生まれなかった曲だと思います。
そして、
エビ中メンバーが、どれほどの想いでこの曲を歌っているかは、
コンサートの映像を観れば一目瞭然です。
中でも、メンバーの気持ちが強く表れていたのは、
松野さんが亡くなった直後に出演した「ミュージックステーション」と、
その後のコンサートツアーの千秋楽です。
「ミュージックステーション」では、
松野さんが亡くなった僅か3ヶ月後だったにも関わらず、
一切涙を見せず笑顔で完璧なパフォーマンスを披露し、
その姿は多くの視聴者に感動を与えました。
そして、
松野さんの急逝から5ヶ月後、松野さんの19歳の誕生日である7月16日に行われた
コンサートツアーの千秋楽では、
安本彩花さんが感極まって一瞬歌えなくなってしまう一幕もありました。
この2つのパフォーマンスからは、
メンバーの強い想いが伝わって来ましたし、
何より、「歌の力」というものを感じました。
以上が、「なないろ」の曲紹介です。
「なないろ」という曲が、
私立恵比寿中学にとってどれほど特別な曲なのか、
その意味を知った上で改めて聴くと、
きっと何か感じると思うので、
ぜひこの機会に聴いてみて欲しいです。
今回はここまで。
次回も引き続き、私立恵比寿中学について紹介する予定です。
最後まで読んで戴き、ありがとうございました。
楽しんで戴けていたら嬉しいです。
In case I don't see ya, good afternoon, good evening, and good night!