『龍角散』や『龍角散ダイレクト』が店頭で品薄になっている旨、会社が「広告」と記した上で、新聞にお詫びと注意喚起を載せていました。㈱龍角散によると「中国のゼロコロナ政策が緩和された直後、日本国内での店頭売り上げが激増した」。それは、日本国内の需要だけでは考えられない販売個数であり、「転売目的の人や並行輸入業者が大量買いし、中国に送っていることも一因だと考えられる」と書かれています。
この広告を見て、思い出しました。
昨年１１月だったか１２月だったか、仕事用で事務局近くの郵便局に行ったとき、３名の男女がカウンターの上に巨大な段ボールを載せ、ほとんど中国語のカタコト日本語で、局員と懸命にやり取りをしている場面に遭遇しました。
段ボールの巨大さにも驚きましたが、それ以上に驚いたのは、箱が破裂しそうなほど中身が詰め込まれていたこと。四角い箱が、バランスボールに座ったみたいなつぶれた楕円形になっちゃってるんです。
局員さんの主張は「中身は何なのか。これでは、箱がもたない」。
対する３名は、口々に「〇×△◇“＃▽＊※□……」（←要するに、何を言っているのかわからない）。ただしそのなかの「△」が、かろうじて「マスク」と聞こえました（←違っているかもしれませが）
個人で、こんなにたくさんのマスクを送るのか… 送らなければならないのか…
驚きとともに、なんとも複雑な気持ちになりました。
『龍角散』も、同じ目に遭っているのでしょうか。
そんなに爆買いされるほど、『龍角散』や『龍角散ダイレクト』は、人気商品なんですね。
つまり、「効く」。じゃあ、一度、試してみようかな……などと思ったのは私だけ？
私も名前は知っていましたが、服用したことは一度もありません。
もし、私みたいな人が相当数いるなら、ある意味、宣伝効果抜群。「広告」の価値大です。
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