富山県舟橋村は、日本一小さい村だそうです。
その面積は3.47平方キロ。正方形だったら、約1.85キロ×1.85キロ（←これであってますよね）。この小っちゃさも驚きですが、42年ぶりに町長選が行われた、も驚き。さらに、町長選のきっかけとなったのが、「町長が職員のパワハラを長年放置していたこと」と聞いて、驚き倍増しました。
運転中、ラジオで聞いたので今一つ正確ではありませんが、町役場の人が「古くからの地元の人」「新し目の地元の人」「他地から通ってくる人」で派閥ができちゃっているのだとか。ただでさえ少人数でしょうから、その状態は大変です。
「なぜ放置していたのか」と責めるのは簡単ですが、この状態の根深さは相当なもので、ちょっとやそっとでは解決しないと思います。今回、町長が変わるわけですが、よほどの大鉈を振るわないと何も変わらないのでは、とも思います。
閉じた組織は結束したら強いですが、こうなると怖い。
同友会の各組織も、同じだと思います。
ずっと同じ役員さんでずっと同じメンバーの組織。その状態が長引けば長引くほど、他の人は入りにくくなり、組織はますます閉じ、閉じた中で膿む。
もっと規模を拡大すれば、同友会全体もそう。閉じた中で膿まないためにも、やっぱり会員さんを増やすことが大事なのだと思います。
舟橋村のおかげで、私が新人事務局員のころに受けた事務局研修で、中同協次長に言われたこの言葉を改めて思い出しました。
「会員さんを増やすということは、組織の中に矛盾を増やすということです」
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