岐阜同友会創立25周年を記念して企画・設営されたのが『ネットワーク25』です。平たく言えば、25のテーマに基づいた研究会、といったところでしょうか。

 

当時の記録を見ると、25周年を迎えるにあたって「著名な講師を招いたビッグ講演会や会員企業の展示即売会などのイベント実施で盛り上げてはどうか」というご意見と「そういった一過性のイベントではない新たな事業を始めてはどうか」との2つの意見に分かれたようです。そこで、最近の同友会活動について意見を出し合ったところ、「入会時は例会に出ると感動や感激があったが、最近の同友会にはそれを感じない」「参加者がいつも同じようなメンバーで魅力がない」「出席者が少ない」といったマイナス意見や「異業種の経営者が本音を交流する中で、ものの見方、考え方にはいろんな方向があることを見つけた会員が多数いる」「異業種の会員が繰り返し交流、討論する中で創り上げてきたものこそ同友会の財産であり、同友会らしさではないか」といったプラス意見が出され、結局、「マイナス面を改善し、財産をさらに発展させていくのが25周年事業の目的である」というところでまとまったようです。

 

そうして生まれた『ネットワーク25』。

25のテーマは、下記のとおりです。

 

①全社員が奮い立つ給与体系とは?

②これでよいのか?これなら大丈夫か!経営者の姿勢とは?
③他人ごとではない高齢化社会に対応したニュービジネス

④社員が育つ会社とは?

⑤異業種ネットワークによる新商品開発

⑥何でもリサイクルしよう!考えよう!

⑦夢が実現する経営指針づくり

⑧インターネットを含めた高速通信の活用で21世紀型ビジネスを!

⑨みんなが困っている後継者問題

⑩同友会のネットワークを活かした企業間経済交流

⑪うまく税金と付き合うには?

⑫時代を先取りした就業規則

⑬今、最も注目を浴びている環境ビジネス

⑭同族会社のあり方を考えよう

⑮身近なところから考える地球環境

⑯行政政策をうまく利用するには?

⑰規制緩和でどんなビジネスチャンスがあるのだろう

⑱求人問題

⑲売るのも買うのも国際化時代への対応

⑳知っていないと損をする海外事情と外国人研修生受け入れ

㉑企業の血液(金融)に関する諸課題

㉒商圏を見つめ直そう

㉓先人に学ぶが一番/話題企業見学

㉔企業の責任でもある障がい者問題

㉕株式上場を目指すための諸課題

 

これらのテーマは、全会員のみなさまに向けて行ったアンケートから集約したものです。

ほとんどのテーマが、今も共通ですよね。

ただ、残念ながら、25の研究会は、その後、フェイドアウトしていってしまいました。

⑥を除いて。

自主運営で組織を継続させていくのは準備もパワーも仕掛けもいるわけで、その点が今一つ不十分だったのではないかと思います。

一方で、このときの苦い経験を踏まえ、改めて何かできないだろうか ―― そんなことも頭をよぎります。

 

 

 

 

 

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