昨今、会議中にパソコンを持ち込み、討論しながらその内容を直接入力することが当たり前みたいになってきました。
私はこれ、できません。
人が話すのを聞きながら、その要点を入力することすらムリ。ましてや討論しながら入力なんて、どう考えてもできそうにない。だから余計にだと思うのですが、横で頻繁にキーを叩かれたら、イライラしちゃうと思います。
私はもっぱらメモる派。
以前、当ブログに書いたかと思いますが、同友会事務局に入局してからのさまざまをメモした大学ノート、ただいま39冊目。見直すべき必要にかられることも、役に立つことも、少なからずあります。
ところが、パソコンどころかメモさえ「とらぬにこしたことはない」と主張するエッセイに出会いました。
驚きました。
なぜ、メモをとらない方がいいのか。「文字を書くことに気をとられて、肝心の話がお留守になるから」。で、結局「後には残らない」とまでバッサリ。
本当に話を理解しようと思ったら、聞くことに全神経を注ぐ。その結果、残ったことだけが、自身にとって大事なことなのだと。
極論とも思えますが、振り返ってみると、確かに「聞くことのみに集中する」という機会はないですよね。録音もできない、メモもとれない(←もちろん、パソコンなどもってのほか)となったら、聞き逃さまいと真剣にならざるを得ない。そこには相当な集中力・忍耐力が要求されるわけで、こういう経験は、実はとっても大事なのではないか、と思うんです。
ただ、ものすごくキツイでしょうが。
『メモはとらぬにこしたことはない』は、外山滋比古著『忘れるが勝ち!―前向きに生きるためのヒント』(春陽堂書店)にありました。
外山先生といえば『思考の生理学』が有名ですね。
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