【2024年能登半島地震支援】能登復興支援PROJECT「Sun Rise」訪問 | アジア太平洋子供救済センター・この指とまれ

【2024年能登半島地震支援】能登復興支援PROJECT「Sun Rise」訪問

【2024年能登半島地震支援】能登復興支援PROJECT「Sun Rise」訪問



◆2024年3月21日11時30分「Sun Rise」 田谷 武博代表と後藤代表が会談

3月21日輪島市役所表敬訪問後、市役所から朝市通り周辺を視察し、雪が降る中、県道1号線から国道249号線を走り門前町に入りました。国道249号線の海岸線は引き潮時間なのか前回より遠くに見え、震災による隆起が剥き出しに広範囲に目に入ってきました。「ゆきわりそう」と「もんぜん楓の家」に要請支援物資を手渡し、門前町馬場ハにあると能登復興支援PROJECT田谷 武博代表「Sun Rise」拠点IBを訪問しました。1月20日羽島市事務局から第1便は、羽咋郡志賀町にある田谷代表(志賀町民)の支援物資保管庫に届け、そこから被害が更に酷く支援がなかなか届かない門前町の避難所などに配布していただきました。2月13日羽島市事務局から第3便は、門前町の「Sun Rise」IBに届けました。確実な被害の現状や必要な支援物資などの情報は、IBよりこの指とまれに発信!今回支援物資を手渡した帰りに、ご報告と支援状況をききに寄りました。その日IBには、仮設住宅に入居した方々に物資を配布するボランティアの女性や、門前町の損壊した家屋の修理をするボランティアの大工さんと出会いました。田谷代表は後藤代表に、『顔見て、ホッとしたわ』と、震災直後から多忙な中、笑顔をみせてくれました。


◆田谷代表Facebookより

いよいよ門前町内も仮設住宅入居が開始となり、入居者の皆さんがIBで保管庫している支援物資から必要な物を持ち帰ってます。仮設住宅入居に伴い、支援物資の配達のグループ作り進めてます。行政とは違い、指定、自宅、仮設住宅、分け隔てなく、全ての被災者が明日の希望を見い出せるように皆さんの寄り添う気持ちを届けます。

先日ボランティア団体RQと共に午前中の網仕事を終えてIBに駆け付けるとTVで見た顔が!なすびさんが到着早々 着替え即現場の瓦礫清掃作業へ。フザケ全く無し、他のボランティアとのコミュも抜群、黙々と作業をこなす真面目な男です。彼は福島出身、作業後、私が4年前に福島を訪れた時と今の違いなどなど、今でも福島を憂いで希望の光を探してます。また来月来ることを約束して帰る姿がとても勇ましかったです。

色んな支援品、差し入れ、今来て欲しい仲間がココぞとばかりに駆け付けてくれてます。6日から福島からIBで住み込みで家屋の修理に来てくれてる大工さん、正確さ、スピード、臨機応変さ…全てにプロフェッショナルです。簡単に壁を作り、玄関を作り、家の傾りまで補正して隙間風なく住めるようにしていきます。政府がお金を出す気があるなら全国の大工さんを集めて欲しい。罹災証明が出ないと修復に掛かれない。私達ボランティアが材料を提供して応急処置をすれば、避難所の被災者は直ぐに自宅で戻って生活が出来てます。それもRQの家の中の掃除が終わってから…どこまでボランティア頼みの政府なのか、腹立たしい限りです。避難所生活が良い事とは思いません。ですが避難所出てからの生活も何もかも補償されてない環境へ追い出すような事をしてはいけない。

東日本大震災から何も学んでない。もっともっと住民の声を聞いてればこうはならないはず。そんなこと思いながら、自分の周りに支援活動を笑顔で続けるボランティアメンバーを誇りに思います。