【2024年能登半島地震支援】被災地レポート③能登町 | アジア太平洋子供救済センター・この指とまれ

【2024年能登半島地震支援】被災地レポート③能登町

【2024年能登半島地震支援】被災地レポート③輪島市門前町→鳳珠郡能登町

             事務局長 津谷 幸子



◆2024年1月20日被災地レポート③能登町
石川県鳳珠郡能登町被災地視察•被害状況
輪島市から鳳珠郡能登町には山道を抜けて入り、12時20分に能登町立柳田小学校に着きました。駐車場にて少し仮眠。この日ここで『BOND&JUSTICE』とボランティア仲間が夕食の炊き出しをするということで、ボンジャスが到着後大土代表と後藤代表と打ち合わせ。要望の炊き出し用の食材(野菜•果物•昆布巻き•佃煮•漬物)や炊き出しの配布用品(フードパック•フタ付き丼•レジ袋•輪ゴム)や防寒下着靴下の届け先を確認し、それらの物資を積んで保管場所に向かい、30分ほどで着きました。そこは、能登町宇出津の商店街で店舗など家屋が密集しており、傾いたり潰れている建物があちらこちら目に飛び込んできました。店の前の歩道や道路は盛り上がっていたり、陥没していました。車をUターンしたら動けなくなり、すぐ横のお寺の方から『大丈夫ですか』と、ご住職が声をかけてくれました。下をすりながら何とか脱出できひと安心しましたが、そのお寺の一部が倒壊、全体に傾いていて、『大変な被害ですね』と言うと『仏像など仏様がみんな倒れちゃって』と。危険な状態なので手付かずのようでした。保管場所はこの商店街にあるDOYA COFFEEさんが提供している倉庫で、自らもボランティアで受け入れ管理などもしてくれています。ボンジャス大土代表の能登町支援の拠点ともなっています。町の方々が協力して、店を支援物資の保管配布場所に提供してたり、広場や駐車場を炊き出しスペースに貸して炊き出しも手伝ったりしているそうです。


今回被災地を回った地域では、大型車での物資の運搬は困難な事、洗濯、ゴミ処分の問題で本当に今必要な物資だけを、被災者の要請の物を確実に早く届ける事、大型スーパーなど買い物に街まで車で片道4〜5時間かかる事、高齢者が多い事、道路情報や被災者の声を聴ける地元の協力者が必要な事が、被災地視察した今の現状が把握できました。
夜間の走行、水溜り•積雪で道路の段差、陥没、隆起、山崩れが目視できずとても危険でした。夕方近くになると街(金沢方面)に向けて、県外から応援に来ている自衛隊車輌•水道工事車輌などや通勤帰宅する車で渋滞しています。被害の酷い地域ではナビは役にならない、その事もふまえ被災地で行動しないといけないと痛感。



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               (代表) 後藤 明