読書感想になります。今回は小説です。

 

「TWISTED-WONDERLAND NOVEL EPISODE 2 荒野の反逆者」

 

ゲームのツイステ2章を小説にした公式小説になります。

 

ゲームと概ねストーリーの流れは同じ。

そのため2章が終わってる人は、スイスイ読める内容かと思います。

 

ちなみに主人公は男監督生です。女ではないのでご注意を。

主人公の性格は、どちらかというとヘタレくん。運動が苦手で大人しいので、なおさら草食獣扱いです。

 

 

 

 

 

以下、ネタバレ感想になります。

要は、ゲームでは気付かなかった部分や小説オリジナルと思われる部分。

 

 

 

 

 

私が注目したのが、リドルくんの描写。

寮生に慕われるサバナクロー寮長レオナと、暴君扱いで寮生から不満が出るハーツラビュル寮長リドル。この対比が、リドルのレオナに対する尊敬や憧れ、そして事件を起こしたレオナに対する失望というふうに、ジャックが抱いてたレオナに対する思いとは、また違う流れがあります。

 

そしてレオナのオーバーブロットでは、ジャックとリドルくんの共闘。

なお、ジャックの設定がゲームとやや異なるかな。狼の姿でいられる時間が結構長い。

個人的には、長時間に渡って狼の姿のままで戦うジャックくんが読めてホクホクです〜。なんていうか・・・トランスフォーマーのシルバーボルトか?みたいな。

 

それと、オーバーブロットの設定も、小説オリジナルかもしれませんが・・・

えっと・・・服がインクで溶けちゃうの?あのオバブロ衣装はインクによって出来たものってことですかね?それ、オバブロが解けたら、裸になりませんか? まあ魔法の世界だから、すぐに魔法で服を着せてしまえるのかもしれないですけど。

ちょっと、いや、かなり気になる描写だ(爆)!

 

 

 

 

マジフトの試合の様子やルールなども詳細に載ってたので、色々と今後の二次創作にも使えそうだな〜と。

魔法でパスするから、ディスクが体に触れてしまったら反則。地面に落としてもアウト。

レオナの選手としての強さも堪能できました〜。

ラギーくんの設定は、私の二次創作とはやや違って、スラムでは魔法が使えるのはラギーだけっぽい。

私の中では、魔法が使えて、かつ能力も高い子が学園から推薦が来ると思ってたので、マジフトの才能だけなら、ラギー以外にもいるんじゃないかなとか、夕焼けの草原はマジフト強豪国にしちゃったけど。公式だと違うのかも?

 

それとマジフト部や寮対抗で1年生のレギュラーも貴重な存在とか。

色々と、なるほど・・・と思う設定が多々。

 

ゲームには無い部分を読みたい方は是非!

そして改めて、狼の姿で頑張るジャックはオススメです!