ホラー映画話です。

私の好きな二人の話。

 

ふと思ったんですが、「13日の金曜日」のジェイソンって学校へ行ってたのか???

彼の受けたイジメは、要は暴力です。暴言も吐かれたでしょうけど。

同年代の子供たちから頭に袋を被せられて、湖に落とされてます。

 

一方で、「エルム街の悪夢」のフレディは、小学校でクラスメイトから暴言を吐かれたシーンが私の頭から離れないです。

 

その一方、ジェイソンは母から凄く愛されてて、それが、事件の発端にもなります。

1作目は母親が、殺人鬼になってしまいます。

母との繋がりが強すぎる一方で、それ以外の人間関係はどうだったんだろう?と。その辺の彼の幼少時代の公式設定あるのかな?

あの時代、外見に酷い障害があると、母親はジェイソンに学校自体通わせなかった可能性も高いような気もします。

それこそ学校生活が酷い状況になりそうだし。

 

フレディの方は、実母からも嫌われてます。要は、出来てしまって、堕胎も出来ない状況だったから。

ただ、ジェイソンのような死に至る危険のある暴力は振るわれてません。

まあ彼の場合、サイコパスっぽい面が生まれつきあった可能性もありますが、その辺は、今なら療育である程度の矯正も可能。当時の時代設定だと、おそらく欧米でも療育はまだ黎明期。

 

フレディのように誰からも愛されないってのは、もう論外というか、言うまでもないんですが、

ジェイソンのような、母からしか愛されてないってのも、その後の人格形成を考えるとバランスが悪いなあと。

 

ここで、私立小の説明会の話題を引っ張り出すのも、どうなのよって感じではあるんですが、

「子供を愛するだけではなく、子供自身が愛されてると実感できなければ意味がない」

キリスト教系の学校ではあるんですが、これを聞いて、ハっとしました。真っ先に、この二人を思い浮かべてしまって(汗)。

 

家庭だけでなく、学校にも地域にも居場所がないと、やはり人格に影響があるように思えて仕方ないです。

最近の放置子問題も、かなりこの問題が絡んでるんように思えます。