アメリカが、そして世界が嘆く天才の死 | ニューヨークを中心に世界を楽しむ生活便り

ニューヨークを中心に世界を楽しむ生活便り

ニューヨーク在住15年目。New Yorkに渡米1ヶ月で起業。
美味しいものをこよなく愛す。
ジュエリー会社3社を経営

今日はブログを通じて皆さんに書きたいことがたくさんありすぎて、何から書いてよいかわかりません。

1万人以上の自宅近くで行われているOccupy Wall Street(ウォール街占拠デモ)のことも伝えたいのですが、
まずはニューヨーク時間の昨晩遅くに入ってきたニュース スティーブ・ジョブズ氏の死去について。

このブログを読んでくださっている多くの方もきっと彼の早すぎた死に驚きと共に悲しみを感じている方多いかと思いますが、
私も昨晩は、この時代を代表する偉大な人が亡くなったという事実に喪失感を感じていました。

彼は経営者という枠をこえて、アーティストでもありエンターテイナーでもあり、人々を魅了し続ける力を持った現代の数少ないカリスマだったと改めて思っていました。 彼のように世界を変える力のある人はなかなか出てこないだろうと残念な気持ちでいっぱいです。

彼ほど世界中の人にその死を惜しまれている人ってこの時代、あまりいないのではないでしょうか? 
死去のニュースと色々な人がよせるメッセージを見ながら、一国の大統領よりも影響力のある人だったのではないかと改めて実感。 

彼の新商品の発表プレゼンなどは、その天才的なプレゼンテーションスタイルや使われる英語表現などのすべてに魅了されながら見入っていました。

大学生1年生の時に、はじめて買ってもらったアップル社の製品 iMac G3。スケルトンタイプでカラーバリエーションがある斬新さゆえに話題になったアップル。使いこなせてはなかったけれどアップルユーザーになったことをなんとなく誇らしく感じていた当時。
そして、ウィンドウズユーザーでありながら、時代の流れと共に、iPhoneやiPad、そしてiPodを愛用するようになった今の自分。
様々な人のライフスタイルを、商品を通じて変革し続けてきたスティーブ・ジョブズ氏

本当に彼がいなくなってしまったことが悔やまれますが、きっと彼の残した偉大な功績はこれからも続くことと思います。

彼の死を悲しんで書かれたデザイン

295704_2270000022535_1024622773_32507464_1765907867_n.jpg

余談になりますが、日本では笑顔を(^^)と書きますが、英語では:)のように絵文字は首を左に90度傾けて読むような方向で書きます。上の :( は、英語では悲しみを表す絵文字です。

今頃彼は、どんな想いで自分の死を嘆き悲しでいる世界をみているのでしょうか。

全力疾走で走り抜けた自分の人生に満足して永遠の眠りについたのか、それともまだ成し遂げられなかったことが多いと悔いて亡くなったのか、本人にしか知りえない謎ですが、彼の偉業に想いにはせながら、限られた人生の中で精一杯走り向ける生き様から学べる何かを掴み取りながら今日という日を過ごしたいと思いました。