この場に訪れていただき、
ありがとうございます。
あさひ です。
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新しい一日ですね。
今日はどんな気分でスタートしていますか?
みなさんは、不倫した夫、
色でたとえると何色に思えますか?
夫の不倫が発覚し、
まさか、そんなことができる人だとは・・・
そこに愕然とした自分がいました。
だから、余計に、
何が起きているのか、
受け入れることに、時間がかかりました。
そして、
「こんなひどいことが
よく平気でできたな・・・」
そんな夫は、真っ黒。
そう思えました。
その時、
わたしが夫をみていた位置は、
真っ白側。
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人に迷惑をかけないように。
人には優しくするように。
自分より他人優先。
そう思って生きてきました。
わたしは、人を傷つけるような、
こんなひどいことしない・・・。
自分さえよければ。
そんな自分本位なことはしない。
だから、わたしは真っ白側。
真っ白側に立って、
そこからみる不倫した夫は、
いつまでたっても真っ黒。
土台からぶっ壊れてしまった夫婦関係。
また夫とやり直したい。
そう思う一方で、
夫が、
いつまでたっても真っ黒に見えてしまう。
その、葛藤がありました。
学びを進めていくなかで。
自分と向き合い、
これまで生きてきたわたしの人生を
ふり返りました。
だれにも迷惑かけないように生きてきた
”つもり”
だったわたし。
それでも、この世に誕生し、
命のすべてをゆだねた状態から、
両親や多くの人の手をかりて、
今日まで生きてきたこと。
悪意をもってやった。わけではない。
けれど、
相手に悲しい思いをさせたことも、
落胆させたことも、
たくさんあった。
それにすら、気づいていなかった事も
あっただろう。
意図的にやったことも、
あったかも・・・。
失敗したこともたくさんあった。
誰にも迷惑かけないように、
気を配ってきた。
自分の事より、他者を優先してきた。
そう思っていた。
いつのまにか、
“そのつもり”になっていたわたしは、
本当は、これまで出会った
どれだけの人に
ゆるされ、
受け入れられてきた存在だったのか。
そこに思い至ったとき、
溢れてきたのは、
感謝と、
全身から力が抜けるような安堵の涙でした。
真っ白ではなかった”わたし”を、
わたしが受け入れる。
それは、痛い痛い体験でもありましが、
ちょっとづつ、ちょっとつづ、
真っ白の絵の具の中に、
黒を足すことを受け入れ、
わたしはグレーの色になりました。
そこから見た夫は、
「不倫なんてした」
けれど、
それだけではない、いろんな面があって、
やさしさも、正直も、大きな愛も
持ち合わせている人。でした。
わたしも、グレー色だった。
夫も、グレー色だった。
真っ黒側にいると思っていた夫を、
何とかするのではなく、
自分が真っ白側から、
自らの足でおりてみる。
そうすると、
見える世界がかわってきました。
不倫をするのは、大事で、
わたしのしてきた事なんて、小さな事!
そう捉えているのは、わたしの頭の声。
不倫した夫と
不倫されたわたし。
その、2人だけの世界にいたら、
きっとわたしは、
真っ白な自分を手放すことが、
できなかっただろうと思います。
感情を味わいきったら、
自分を俯瞰してみる。
無理にする必要など、どこにもない。
けれど、
見方を変えてみるのは、
だれのためでもなく、
自分のため。
夫をゆるすためではなく、
わたしがわたしを、ゆるすために。
握りしめていたものをゆるめることで、
誰よりも、
自分が楽になれるから。
あなたが平穏であれば、それでいい。
たくさんたくさん、涙を流したら、
見方を変えたその世界を
体験してみませんか?