先日のWordマクロセミナー
でご質問があったのでマクロを作成してみました。
テキストボックスを作成した際に、設定変更を自動化したいとのことでした。
余白が大きすぎると締まりがなくなったり、余分なスペースが必要となるため設定が必要なことがあります。
枠線の太さや図形の塗りつぶしの有無などありますよね。
1つ1つ設定するのは手間がかかります。
そこで、余白と枠線と塗りつぶしを設定するマクロを作成しました。
▼このマクロでできること
選択したテキストボックスの余白をゼロにします。
また、枠線をなくして、塗りつぶしもなくします。
余白については値の設定ができます。
▼マクロの解説
ShapRangeはコレクションオブジェクトなので、複数のShapeオブジェクトを含むことができます。
▼マクロ
Sub テキストボックスを設定する()
'テキストボックスが選択されていない場合は終了
If Selection.Type = wdSelectionShape Then
If Selection.ShapeRange.Type <> msoTextBox Then Exit Sub
Else
Exit Sub
End If
'複数のテキストボックスを選択していても可
With Selection.ShapeRange
'余白設定
With .TextFrame
.MarginLeft = 0
.MarginRight = 0
.MarginTop = 0
.MarginBottom = 0
End With
'塗りつぶしなし
.Fill.Visible = msoFalse
'枠線なし
.Line.Visible = msoFalse
End With
End Sub
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Wordマクロセミナー (主催:BIT-Aさん)