上書き翻訳の必須アイテムである「山猫の手」、「山猫の手(ネコ)」、「山猫の手(コネコ)」の3つのバージョンをすべて更新いたしました。
先日の8月25日の上書き翻訳セミナー
の内容と、6月の上書き翻訳セミナー(山猫の手編)
の内容を踏まえて、改良いたしました。
以下のサイトからダウンロードしてください。
すでにご登録してご利用の方は、スタートアップフォルダ内の古いテンプレートを削除して、新しいテンプレートを保存してください。
山猫の手 体験版ダウンロードサイト
今回のアップデートのメインの変更点をご紹介します。
変更履歴の文字列を検索・置換の対象外としました。(フルバージョンのみ)
チェッカー・校正のお仕事をされている方からのご要望にてこの機能を追加しました。
変更履歴で変更箇所を表示させた状態でWordの「検索と置換」ダイアログボックにて置換をすると、削除した文字列が検索対象、置換対象になってしまいます。
そのため、検索や置換をするときには、変更履歴の最終版を表示させる必要がありました。
山猫の手では、変更箇所を表示させたままで置換ができます!
変更履歴を多用される方にはうれしい機能だと思います。
以下のページに画像付きで細かく説明しました。ご覧ください。
変更履歴は置換対象外です。
山猫の手を開いたままで文書間を移動できます。
この機能も地味に嬉しいですよね。
かつては、山猫の手を1つの文書で開いている場合、これを閉じてから、新しい文書で山猫の手を開き直す必要がありました。そうしないと、新しい文書で山猫の手を起動すると、山猫の手を開いていた別の部署にフォーカスが戻ってしまいました。
今回のアップデートで、どの文書でも山猫の手を開けるようになりました。
「検索する文字列」と「置換後の文字列」を入替えます。
これは、6月のセミナー受講生の方の思いつきのようなご提案(笑)だったのですが、面白いので導入しました。
[検索する文字列] 欄の文字列と [置換後の文字列] 欄の文字列を入替える機能です。
以下のボタンをクリックするか、Alt + T を押下して実行します。
使い方例
置換した用語を元に戻す場合に使います。
(1)Alt + [ を押下して、置換履歴ダイアログを開きます。
(2)この置換履歴ダイアログから置換用語のペアを選択します。
(3)このペアの[検索する文字列] 欄の文字列と [置換後の文字列] 欄の文字列を入替えます。
(4)この状態で置換を実行して、過去の置換を元に戻すことができます。
ご利用をどもありがとうございます!
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