「あの人はもったいないよね。。」 | GID memory

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FTMTSのGID関連ブログです。戸籍訂正が済んで、当時の気持ちを確実に忘れてしまいそうなのでここに記録しておこうと思います。
タイ滞在記ほか

こんばんは!


えっと残りの宿題は。。。

タイ滞在記(ダイジェスト)、ミニペニス関連、中断中のややこしテーマのつづき(病理メカニズムの考察)etc...φ(.. ) メモメモ...


その他書き残しているもの鋭意アウトプットしていきます(`・ω・´)


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(以下独り言ヘッドフォン

まだ若い、学生の頃


物凄く目が覚めた出来事があった。

なかば独り言ですが、今日はそのことについて書いてみます。

。。。



友達のAさん(才女)とBさん(世話焼きおじさんw)

が、どこかのシンポジウムにいったらしく、学生ラウンジでまたあーだこーだしゃべっていた。


この二人は、年が10歳くらい離れているのに、だいたいAさんの方がバッサリ結論づけるので、そのときのおじさんの目を白黒させる様子が面白くて、私は二人と話すのが好きだった。


私はそのシンポには参加しなかったので議論には加わらず、コーヒーをもってきて一緒のテーブルにつき、今日はどんなオチだろうと笑いながら話を聞いていた。


たしか各分野の著名人がパネリストで参加する形の

政治参加か何かの社会システム構築系の話だったと思うのだけど


ふと、二人が言ったんです。


「○○先生ってもったいないよね。。」と。


珍しく?二人が同意してうなずきあっているので、何がもったいないのかもちろん聞いてみた。


「結構おもしろい議論展開になっていたんだけれど」

「途中でね、どうしても元のフェミニズムに戻っちゃうんだよね」

「それが、もったいなくて」

友人たちの言葉です。



その学者の名前も、シンポジウムの内容も、もう忘れてしまったけれど


私はなぜかその言葉に虚を突かれた。



学者の世界では、先行研究が必須です。誰も書いていない、研究していないところを書くのが論文だから。そのためか学者先生たちは、「自分の専門学以外の」視座をもちづらかったりする。もちろん学問分野にもよるし、学者のタイプにもよるけれど。社会問題の解決にあまり現実的なアイディアがでないのはそういう理由もあるのだと思う。


でも、学者にもいろいろいて。

机の上だけの文献研究タイプもいれば、事例を積み上げて知見を抽出する系の人もいる。後者のタイプで、かつ他の学問領域へのセンスももっている人だと、社会問題を討論しあうシンポジウムに参加しても、自分の領域に捉われず、結構面白い意見を言ったりする。



だから

ああ、フェミニズムの先生だったのか。と、最初思ったんです。

途中までは面白い話になったけれど、結局自分の専門分野から抜け出せないってよくある話か、と。


でもね、、それだけじゃなかった。「学者だから」というより、『フェミニズム』というのがポイントというか。。。



「女性差別」「構造的搾取問題」という視点から、自由になっていない

すごく先進的な意見を言っていたのに、あるところまでいくと、どうしてもその思考に戻ってしまう、という話だったんですよね。。。


もちろん?その方は、女性です。

たしか元はフェミニズム論だけれど、その当時は別の学問を専門にされていたような(うろおぼえ)

どんなきっかけで、、フェミニズムに入られたのかは存じ上げないけれど。。


「男」とか「女」とか

「差別」とか「被差別」とか。「ジェンダー規範の押し付け」だとか。

せっかく現実性があって面白い議論になっていたのに、立ち戻るらしい。きっと、無意識に。。


何かに囚われていると、その思考にひっぱられてしまうのだ、と言われた気がしてハッとした。


深い悲しみ、苦しみ、劣等感、決定的に失った何かは、ちゃんと昇華(成仏天使)させないと、、いつまでも囚われてしまうのかもしれないですね(´_`。)。。







当時未治療だった自分


治療の情報も今みたいにネットで見れない時代


外を歩いていて、男(の子w)扱いされ、喜び

しゃべって、「ああ、女の子か」と扱いを変えられるw


女の子からは逃げ回っていたけれど

中性的な王子様系が好きな子は結構多いのか

勝手にイメージを押し付けて寄ってくる。


新しい場所、新しい環境になっても、「女時代」を知る人間など増やしたくないと、せっかくの機会をどれだけ棒に振ってきたか。。


写真も残したくなくて、自然に(ときには不自然にw)逃げ回る。


一人暮らしのマンションで、上半身裸で掃除機をかけながら洗濯をしてて、ピーっと音がしたからベランダに。。。あ、そうか、胸があるんだったwと服をはおる。


順番待ちをしているとき。「男性はこちらへ~」ぼーっと何も考えていないときに聞こえてきたら、無意識に行こうとする。


見た目はいつも少年のようだったし、女性らしくしたことなど一度もないけれど


パスしているのかしていないのか。。むしろ、わからないから困ることも多かった。


電車のなかで目があって、女性から微笑まれたり。(・・とくに意味なく、目があったから無視するのが不自然と考える人だったのかも。いや、そういうことにしておいて。泣)


別に女ということを隠さずに受け答えしていたのに、しばらくたってから「あ、女性だったんですね。男性かと思っていました、ごめんなさい。汗」とか。。むしろ恥ずかしいorz



いちいち、いちいち、一人称に蹴躓く。。


いちいち、いちいち、性別で蹴躓く。。。。









自分は、いつも、性別に戻ってくる


ああ、いやだ


そんな人生はいやだ!と思った。



間違った肉体に閉じ込められて


その苦痛だけでなく


俺は思考も自由じゃないのか――




囚われる必要のない二人が、急に遠く、眩しく感じた。





でも。


それもほんの数秒の話、数十秒の話。



俺は、こういう人生に生まれてしまったのは事実。


それをどうこう言っても、変えられない。



世の中には、自●するくらいの苦しみを抱えた人がたくさんいる。

今、自分は、どうにかだけど、ちゃんと生きている。


大昔、死にたくても死ねない自分に絶望したけれど


でも、あの頃の自分ががんばってくれたから、今がある。


今さらこの人生に絶望なんてしない






・・・・・・・・・なんか暗くなってるw(^▽^;)

夜はダメですね。。ま、いっか。本心だし。苦笑





「もったいない」人にならないように気をつけよわんわん


と、思った出来事でした。(^O^)/