毎日、蜜や花粉集めにせっせと飛び立っていくニホンミツバチたちを見ていると
今の時期は何の花から蜜や花粉を集めてきてるんだろう?と思います
夏場は飛び立って行く方向が逆になりましたが
最近、また「春~夏」に飛び立って行く側になってきました
こういうのも観察ですね、見てれば違いがあるんです
そんで、飛んで行く姿を眺めてるだけでも「カワイイな」と思います(2度も刺されてるのにね)
今日も、お昼時にしばらく眺めてると
ラティスから急激に曲がって出ていく者 & 曲がって帰って来る者
彼らの「脳」の中なんて誰にも分かりませんし
本能だけで動いて「思考は無い」のかもしれませんが
ミツバチは覚えていると言います、太陽の向きなどもあるらしいですが、それだけだと不十分ですよね、蜜源の花畑を見つけたら「あの林の先」とか「大きな木を3本過ぎた先」とか・・・まあこれも誰もミツバチになったことが無いので「頭の中」は分かりませんが、ビジュアルなりなんなり、どんなかたちであれ「記憶」として持っているらしいです
だから「コメリの看板が見えて来た・・・もうすぐだ」とか、そんな人間みたいなことを頭の中で思ってるかどうかは分かりませんが
「あ~あのラティスを曲がったら家だ」
そんな「曲がり方」なのです
真夏の陽射しが落ち着いたので
この日除けネットを外しましたが
ひょっとしてこの明るい色の目立つ日除けネットも「目印」にしてるかもしれん・・・と思いました
日除けネットを外したら、実際
スムーズに帰宅していたのが、一瞬、躊躇するような「ん??なんか風景が違う」って、10年ぶりに訪れた街のように、なんか風景が変わったので一瞬、タイムラグがあるような感じに見えます
着陸待ちの飛行機が空港の上空で旋回するように巣箱の周囲を1周旋回して巣に帰るようなイメージです
これからの秋のシーズンは越冬の貯えのため
蜜や花粉を集めるのに忙しい時期ですね
秋、なにがあるかな?と考えます
コスモス・・・でもそんなわんさか植えてるなんてなかなか無いよね
そ~だ・・・セイタカアワダチソウがウジャウジャ咲くじゃん・・・と思いつく
しかし、養蜂1年生
セイタカアワダチソウの蜜や花粉って「ど~なのよ?」って思う
その昔、1970年代、ウチの故郷の島にもセイタカアワダチソウが大発生しました
アレも生物の増減のように、大発生や落ち着くような波があるのかね?
子供の頃、家の周辺はセイタカアワダチソウだらけになった時に、こりゃ一体どうなるんだ?って思いましたし
お袋からは「セイタカアワダチソウの花粉は毒よ」と聞いていたので、セイタカアワダチソウが群生してる傍を通る時には息を止めて通っていた記憶があります
しかし、あの頃は毒って言われてましたが、そうじゃないらしいですね
でも、じゃあ蜜源になるとしても「イイ蜜源なのか?」と思い検索してみました
なんか「臭くてイカン」と言う人もいれば「美味い!実際に外国ではセイタカアワダチソウのみのハチミツもある」だのどちらの意見もある
まあ、でも、実際にミツバチたちがセイタカアワダチソウを蜜源にしだすと巣からは臭い臭いがし始めるらしい
マトン肉は「ウマイ」って人もいれば「臭い、クセがあってイヤ」って人もいる、あれと似たようなもんか?
まあ、でもさ、ミツバチたちにとっちゃ、冬前の大切な蜜源じゃない?
そしてまた、セイタカアワダチソウってバチクソ咲きまくってるからね
2022年の10月の写真
あと1カ月もすれば、そこらじゅうの空き地はセイタカアワダチソウが咲くと思います
子供の頃の思い出とも相まって「なんの役にも立たん外来種め」くらいに思ってましたが
「そ~いや、冬前にこんだけ大量に咲く花ってのも貴重じゃないか!?」と、ウチの家にニホンミツバチが住むようになって思います
セイタカアワダチソウの蜜や花粉が混ざって味や臭いが変わる前に採蜜するという方もおられるようですが
ウチの巣箱は、ハチミツを採取して売って・・・っていうプロの養蜂家じゃないので、彼らがどっから蜜を集めてこようと、それで蜜にクセが出ようと、彼らがありのままやってりゃイイ・・・と思います
まあ、採蜜に関しては、当初は取らずにそのまま・・・とも思ってましたが
こういうこともあるようなので、採蜜するかどうかは状況を見ながら決めようと思っています