東京の「縁430」 | ぎっちょ31  

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珍しいですね

東京から張りのある短竿の「縁430」のオーダー

いや「珍しい」ってレベルじゃないですね

ウチもそこそこ永くやってきましたが、さあ、過去に「斥候500H」をオーダーされた方がいらっしゃったような記憶がありますが

その方はたしか九州出身で現住所が東京、という方だったような・・・

 

今回の方は、ご丁寧にも竿が届いた日には受取連絡メールもいただき雑談を交えて少し話したのですが

私もその際に疑問に思ったことを尋ねました

根っからの東京の方なのか、出身が九州あたりで九州で釣りを覚えた方がたまたま今東京にいらっしゃるのか

 

根っからの東京の方でした

それなら尚更「縁430」を選ぶのは珍しい存在ではないかと思います

 

関東からもオーダーはいただきますが540以上の長さの竿を注文されるのがお決まりです

なので「何に使うんだろう?石鯛釣りとは限らないよな・・・鯉・・・ってこともあるな」とか思いながら製作しました

あとでお話して石鯛釣りに使うのもわかりました

 

なかなかの「異質な存在」です

 

「食わせのアレンジ100通り」、釣人が「仕事」をして走らない魚も走らせて掛ける

そんな「手練れの石鯛師」が仕事をしやすいように作った竿です

 

是非、関東エリアで「竿の調子一択の送り」ではなく、100通りのアドバンテージをいつでもやれるスキルも持ち合わせた石鯛師で目立っちゃってくださいw

 

手持ちしてて、特にデカバンは前アタリからが長い(それだけ海中でも餌の取り合いもなくポイントに現れたら優雅に餌を独占できるのもあるのでしょう)、前にもブログに書いた熟女が若造を誘惑するかのように前アタリから30秒でも1分でもフワ~、フワ~させたりする、あの時のドキドキ感となかなか走らない捕食に「抑え込んだ時の送り方を変えてみるか」とか「どうする?居食いしてるようなので誘い掛けてみるか」などやることはたくさんある、あの時のドキドキと、最後に加速していき一気に引っ手繰られるあの瞬間のために石鯛釣りはあると私は今でも思ってます、デカバンだと体ごと引っ手繰りますからね

たしかにフッキングさせた後の綱引きも、サイズのわりには引きが強い魚なので「おもしろい釣り」と思われているでしょう

しかし、掛けた後はヨイショヨイショでただ上げるだけですし、石鯛よりも引く魚は他にもいます、何も石鯛だけが特別ではありません

石鯛釣りの醍醐味は本編(掛けた後のファイト)ではなく「プロローグ」(掛けるまで)にあると思います

だから本来ならば、その時に「持ってないとダメ」だと思うのです

 

♪100通りだってあるさぁ~

 

見た目は華奢な剛竿「縁430 手練れSpecial」

 

 

 

 

 

 

「縁430 手練れSpecial」

 スタンダード:120,000円

 追加ロゴ×2:3,000円

 極細テーパースムージング(F&R):2,500円

 石突き(黒檀)割増:1,000円

合計:126,500円