す昨日、誘引剤セットして間もなく
数匹の探索蜂が来て、その後どんどん数が増えて行ったので
「これは今年は受かったかな！？」と思っていましたが
一旦、す～～っと姿がほとんど見えなくなり
その日の夕方、賑やかになってきた
それをよく見てると
探索蜂の時のように、同じ蜂が周囲をウロチョロしたり中に入ったり出たりじゃない
簡単にいうと「入るいっぽう」
でも、入っているのに箱の周りを飛んでいる蜂の数は大して変わりないし、波があってワーと増える時もあるが
箱の入口（滑走路）に降り立ち、箱の中へ入っていく
「こりゃ、すでに引っ越ししてんな」と思う
そうやって「入って行ってる」のに箱の周囲には乱舞しているのをよく見ると
左手のほうから現れている（ようはそうやって常に補充されてるから箱の周囲の数は大して変わらない）
左手は「山」のほう
去年はウチの瓦屋根の向こう側からやって来てるルートに見えましたがね
ひょっとして山のどっかに蜂玉作って分蜂準備中だったのかな
日没までゾロゾロと増え続けるのが続きました
引っ越しは午前中～お昼くらいに多い・・・と聞いていましたがね
コレ、日没までに全部来るのかね！？って思ってましたが・・・
すると・・・翌日
朝から賑やか・・・朝はまだ5℃だったのに・・・
昨日入ったのが出てきてブンブンやってんのかな！？と思いましたが
それもどうやら違う様子
やっぱ、山側から「供給つづけている」んですな
「昨日、引っ越し切れてないので2日がかりの引っ越しか！？」
そんなパターンがあるのかすらわからない
でも、昨日の「夕方」のガヤで終わったとしたら、少し群れが少ないようにも思う
日没になって一体引っ越しを中断、夜が明けて再び「残りの群れ」がやって来た・・・としか思えない
じゃあ、またココで疑問がわく
2日目にも巣に先に入った誰かが「お～い、残りのやつら、お前らも今日中にコッチ来い」って呼びに行かなきゃ来ないんじゃね～の！？っていう疑問
残ってるやつらは、一体どこに飛んで行けばイイのかわからんのじゃね！？と思う
翌日、陽が出て
「じゃあ、オレが呼びに行ってきます」て担当蜂が居ないと
残りが「翌日」にも来ないんじゃないかと思う
あんな小さい体で、思考ではなく本能で動いているんだろうけど
彼等の社会システムはスゴイ
本日、朝10時
たぶん、昨日、他の群れの探索蜂ともこの巣箱で鉢合わせになったのだと思う
蜂が数匹死んでいた
よくさ「殺し合いをするのは人間だけ！」とか、やったのはガッコの勉強くらいで世の中や雑学を何も知らんオツムがお花畑の左巻きが言うけどさ
見てみ～、こんなカワイイミツバチですら、見つけた「ひとつの巣箱」を取り合う
多分、そうでもしないと自然界で生きていくには「いいよ、一緒に使おうよ」とか「いいよ、譲ってあげるよ」くらいなぬるま湯な生き方では種の存続が出来ないからなのでしょう
だから、いち早く大群で押し寄せた群れが、まだ数匹だった他の群れの探索蜂を殺したのでしょう
実際、見ていると、ケンカが始まり、下にポトッと落ちて、負けたほうは飛べなくなり、ヨロヨロと地べたを歩きながら死んでいったり、地べたを這っていると小鳥に見つかり食われたりで、死骸は長い時間そこにはありません
彼等は本能でやってるんでしょうが
人間の世界で言うなら、殺人や犯行現場を見られた「ヤツは消さないと」・・・ってアレと似たようなもんなのかもしれない
探索蜂を帰したら、その別の群れからも次々にやってくる
探索に出たっきり、帰ることが出来なかった
自然はスゴイね
そうやって、強い者が残り弱い者が屍になっていくと
昨日まで、ウチのベランダにはスズメの姿を見ることはほとんど無かったのに
今日は朝から、よくスズメがやって来る
戦いに負けて、地べたをヨロヨロと歩いているミツバチを捕まえようとしてるのだと思いました
実際、いつまでも瀕死のミツバチは居ませんからね
どっから見てるのか
何で察知してるのか知りませんが
すぐにそうやって他の生命体も順応して動く
余計な抗争が起きないように
朝イチで誘引剤を外しました（今外してイイのかな！？まだ引っ越ししきってない気もしましたが、今、外しとかないと今日も朝から他の群れの探索蜂が誘引剤につられてきたら命を落とすことになるだろう）
こんな屍が増えるのは、オレも不本意だから
もし、誘引剤を外すのが少し早くて失敗したら失敗したでイイや・・・と思いましたが
本日、朝から夕方まで
ひっきりなしに出入りしてました
あまり近づかないようにしたのでよくわかりませんが、もう引っ越し終わって蜜集めに出てる個体も混ざってるのかな！？
花粉団子つけた個体が出入りに混ざってるかまでは未確認
