今日、ご贔屓さんから
「ARA-eve460H」のフードナットネジが脱落しているのに気づいたので修理してくださいというメールが入りました
それも、ウチのご贔屓さん全般に言えるんですが「ご謙遜で報告」が来ます
「私の不注意で・・・」とか「竿操作やらかしました」とかね
大袈裟に言うと「腫物に触るように・・・」(笑)
別にウチが「腫物」じゃないんだけどね
ヘタなこと言うと返り討ちにあう・・・という思いがあるのでしょうか
たとえば、今回のようなケースにしても
「買ったら、買いっぱ」という類で扱うとNGです
これも「機械」のようなモノなので、手入れ(メンテ)が必要です
リールにだって水洗いしたり、塩抜きしたり、グリスアップしながら使いますよね!?
じゃあ釣竿は!?
買ったら買いっぱ!?
まあ、皆さん釣行後の水洗いくらいはやるか
じゃあ、メンテしろと言われたので・・・ってたとえば、ガイドなどにボナンザやCRCのようなものを吹き付けてメンテナンス・・・これは、昔のブログでも書きましたが・・・あまりよろしくありません
竿は修理することがあります
その際に、ガイドを外したりして、おNEWガイドを付け替えたりする際に、多少の脱脂をしてもエポキシが弾くことがあります
何度脱脂してもエポキシがス~~っと逃げていくというかね
あまりよろしくないと思います
竿には余計なもんを吹き付けたりしないほうがイイと思います
しかしね、こういった構成になってくると
ちょっとした「機械」めいてきますので
せめて「時折はチェック」することをお勧めします
エンジンオイル入れても、それっきりではなくレベルゲージで油量をチェックしますよね(最近の車は昔みたく減らないか)
例え話が適切じゃないな
特にルアー釣りなんかやる人、釣り場に行って竿を継いで、竿を振り始めたら納竿まで何の意識もなく竿振ってはルアーにアクション・・・コレの繰り返しをしてるタイプですか?
まあ、その動作の反復自体は悪くは無いのですが
その中で「チェック行動」ってのを必ず「入れるべき」です
ガイド位置が回ってないか!?(回ってるということは継部が固定されてないということ)
たまには竿を引き寄せて、#1などの先っちょ側に緩みがでてないか「ひと触りチェック」・・・このわずかな動作を3時間竿を振る中でたまに入れてやる
それも「個体差」があるし「印籠継と一言で言ってもストレート印籠もあればテーパー印籠もある(コレも以前お客さんが外道SPLのような継ぎ感触が好きなのでOC106HHの印籠部も込み調整してもらえませんか?という、これも「無知ゆえ」の要望があったりしましたが)」この竿は今まで実釣中に緩んだことが無い竿のチェックと、緩みやすい竿とでは、当然ながら釣師側の操作方法が変わってきます、後者のような竿だと持ち主本人も認識があるのなら尚更に、実釣中にも定期的に「チェック動作」を織り交ぜる必要があります
コレだって一緒です「買ったら買いっぱ」ではノーグットです
わたしは、コレも昔のブログに書いた記憶がありますが
「スナップオン」を使っています
これがさ、万能ナイフのようでスマートでイイのです(まあ、コレじゃないほうがイイ場合もあるんですがね)
こんな安物はやめといたほうがよろしいですよ
このスナップオンでも、一番小さい1.5mmがこのネジの頭です
1.5mmを引き出して回せばOK
小さいなりのトルクですよ、チタンといえどナメたら終わり
なんでも「やりゃ~イイ」ってもんじゃありません
規定トルクってもんがあります
リールを取り付ける際にも「締め込みゃ~イイ」ってもんじゃありませんからね
なんでもヤレばヤルほどイイ、って思ってるシロウト考えの方が必ずいらっしゃるので言わなくてもイイようなことまで一応は言っておかないと・・・
そんで「スナップオン」の「ヘックスレンチ(六角レンチ)」をご紹介ですが
コレだって素人買いしたら失敗しますからね(3,480円也)
コレには「赤」と「青」があります
「スナップオン」と言えば
「赤」のイメージがあるので(クルマに疎い人はそんなイメージすら無いでしょうがね)
「赤のほうがカッコイイ!」ってシロウト丸出しでカートに入れちゃうと失敗しますからね
「赤」は「インチサイズ」です
「青」を買わないと「ミリサイズ」ではないですからね