もう2月も最後の週になりました
週末はもう3月です
ウチの上空は鶴の北帰行のルートになっています
V字フォーメーション飛行で先頭を入れ替わりながら協力しあって遠いシベリアを目指します
これは2017年3月、ウチの上空を飛んだ北帰行の大群です
去年は2月14日には上空を飛んだんだけどね
気づいてないだけでもう飛んでるんだろうけど、今年はまだ声に気付いていません
九州本土上空はいつでも降りられますが、ウチの近所を過ぎると海を渡ることになります朝鮮半島までの間に壱岐や対馬はありますが
ウチの上空を飛び去って行く方角には壱岐や対馬はありません、逆というか方向違いです
一気に朝鮮半島まで飛んでるじゃないかと思います
ほんと、ウチの上空を飛び去る方角はこの直線上の北西方向に飛んでいきます
そんな一気跳びする前だからかもしれませんが
ウチの近所の広い田んぼに群れで降りて、一晩体を休めて、翌朝早くに居なくなります
そんな夜には夜に田んぼから鶴たちの声が聞こえています
海を渡りはじめてからは「やっぱキツイ、ムリ・・・」で降りる地はありません
地球で反映した「人間様」にできますか?
万人が4~5時間をかかってでもいいのでフルマラソンを走り切れますか
立ち止まることや、歩くことすらできない条件でね・・・
マラソンのように10km地点で足がつった、20km地点で給水できずに脱水症状になった、30km地点で・・・いろいろあってもコース外に出て棄権すればイイだけのこと
そもそもそこいら街中を歩いている万人が皆フルマラソンを完走などできません
でも彼(鳥)らの中じゃそれができないと「死」が待ってます
今、生きている個体はそれができるからそこに居るのです
「自分の体が浮くだけの羽ばたき(走り)」をやめた時点、それができなくなった時点で「死」が待ってます
出来ない個体は存在できません、人間界とそこが異なります
人間界は社会生活不適合者だろうと生まれつきハンデがある者だろうと社会保障で生をつなぐことができます
残忍な人殺しや人の心を持ち合わせてない欠陥人間であっても牢屋の中でメシを食い、命を落とすことはない
渡り鳥ってのはスゴイのです
♪まだ見ぬ陸を信じて、なぜに鳥は海をゆけるの
仕事をしてると「ヴェー、ヴェー、ヴェー、ヴェー・・・」とたくさんの声が上空から聞こえます
たぶんそろそろかと思います
まだまだ寒いけど窓開けて、音楽消して仕事しとかなきゃな
人間には到底マネできない何千kmも旅してきて
飛んで来た鴨を
鴨が飛んで来たから・・・といって
わざわざ撃ち殺しにいかなきゃならんかね!?
それを撃ち殺さなきゃ生きていけないのかね!?
人間の生のために犠牲になるニワトリだけで十分なんじゃないかね!?
その鴨南蛮食わなきゃ人は生きていけないほどタンパク源が不足してんのかね!?
まあ、食えばウマイけどさ・・・人生で2回くらい食ったかな、別に人生の中で何が何でも食わなきゃならない食材でもない
犠牲は最低限&最低種でいいような気がする
こういう写真ってのは
釣りの世界にもあってさ
こういう低い次元で「自慢」してる連中となんら変わらない
「種」が「鳥」なのか「魚」なのかの違い
鳥だと可哀想で魚なら殺戮したってイイのか!?
魚屋には魚の死体が普通にたくさん売られてるからボクらが魚釣りに行ってもネコソギ君やってもイイのか!?
血だらけのクーラー満タンを自慢する者
2~3枚でも釣れば十分「自慢」になる石鯛を
乗っ込んで(産卵のために一気に沿岸に接岸した魚)来た釣りやすい時期だからといったって
釣れたら釣れたしこ(だけ)息の根を止める必要性があるのか!?
彼等はお決まりのように言う「配り先はいくらでもあるし、喜ばれる」と
いや、それはオマエのホンネじゃない、5軒に配りに行くと5軒から「うわ~~スゴイですね~」5軒からワーワー言ってもらえるから「喜ばれるため」というよりも「オマエ自身の心地よさ(自慢のネタ)のため」に配って回ってるのだ
自問自答してみな!?きっとそうなハズだ
いや、オレだって若い頃までそうだった、持って行った先々でワーワー言ってもらいたいので配って回った
でもね
人間は変わることができる生き物なんだわ
この石鯛の写真を撮ってよこした石鯛釣りのエキスパートの彼ですら
オレから諭されたあとは、人が変わったように釣った獲物を海に帰す釣りをやるようになり
後輩の若き石鯛釣り師にもその自分の背中を見せている
あとはそれを見る若者たちが「どう感じる」かだ
コレ
は
コレとなんら変わらないし
自慢にもならない
自分の「人柄」を名刺がわりとしてばら撒いてるようなものだと・・・オレは思います
彼等だって必死で生きてるんです
そこは理解しとかないと
長旅で飛んで来たものを
バーーーン
それも「一発」の銃弾に当たるなら鳥も「運」が無かったと諦められても
無数の弾が飛び散る「散弾」する弾だ
容赦がない(釣師が船長まかせでGPSで寸分狂いも無く同じポイントに入り、海の中を魚探で見て魚が居るのか居ないのかまで見透かして、船長の指示のもと殿様釣りのように竿を出し巨大な大物を釣り上げるのと似ている)
そもそも品がねーー
魂がねーー
1vs1のタイマンのケンカしに行くのに丸腰だと負けそうだからってチャカ持って行ってハジくのと似たようなもん
体ひとつと、最低限の道具で磯に立て