なんであっても「歴史」には敵わない | ぎっちょ31  

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蒼き時代より共に生きる

ウチのような九州の西の片隅の田舎町で釣竿を作ってるワンマンメーカーに

大都会「東京」から釣竿を注文していただけるご贔屓さん

得てして、東京のサバロさんともお付き合いがあるというパターンも意外と多いのですが

 

釣竿の施工に関してちょっと確認メールをしました(イージーオーダーなので本来ならマークシートのまま作れば済むハナシなんですが「よかれ」と思ってメールをすることが度々あります)

 

すると、こんなメールが

 

ははは・・・(^^;

えらくご無沙汰してますからね

不愛想にも連絡遠のいてましたし・・・

 

言うならば「サバロ」さんにしたって

「丸橋さん」にしたって「助川さん」にしたって

大先輩なワケです

ウチだってオーダーメイドの釣竿屋をやって20年ほどになりましたが

それでもサバロさんからしたら新参者ですわ

 

オレがいつも話す

このあたりでヒラス釣りが「至って普通&アタリマエ」で20センチを超すようなGTルアーをカマスの入った普通の港で投げろ・・・が誰も聞いてくれなかったオレにとっちゃ

このあたりで「今」ヒラス釣りでオレがオレがと幅効かせてる連中にしたって「後から湧いて出てきた者(新参者)」でしかありません

 

それは、オレの稼業にしたって一緒

オレが新参者になるのは「竿屋」となれば、サバロさんは大先輩でしかない

オレがまだ「そこいらのプライベートいち釣師」だった頃から今の商売をされてたんですからね

 

埼玉に居る頃は店にも顔を出しましたし

自分でブランドを立ち上げ竿屋としてやり始めた頃も、パーツを分けてもらったりしていました

とんとご無沙汰して、申し訳ありません・・・の気持ちです

 

なので、メールに追伸で教えていただいたご贔屓さんには

よろしくお伝えくださいの返信をしました

 

サバロさんからしたら

「KAMIKAZE」にしても「影竿」にしても「新参者」でしかありません

 

なんであっても「歴史」には敵わないのです