竿袋収納チェストとスネークガイドのお話 | ぎっちょ31  

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蒼き時代より共に生きる

ウチの倉庫に整理もつかずに置かれていた竿袋

これまでは、ウチの竿には

ルアー竿用で「メイン11ft用」「メイン13ft用」の2種しか無かったが

今年、「ARA-eve460H」には標準装備で竿袋を付けるようにしたし

石鯛竿も「要撃540」と「慧眼505Hボロン」用を作りました

 

増えてくると、保管場所に困るんですね

 

テキトーに置いとくとホコリを被ったりするし

ヘタすりゃカビでも生えかねないし

お客さんに渡す品なわけですからテキトーに保管、というワケにはいきません

 

スチールラックじゃダメだし

チェストのようなのが一番じゃないか!?そう思ってネットで探すが

これまた、ウチのファクトリーの雰囲気にも合って(白だのピンクだののカラーじゃダメでしょ)

全種の竿袋が入るサイズ・・・ってのがなかなか無い

大概は引き出しの「横幅(内寸)」が短い

「横幅」はOKだとしても、今度は「深さ(内寸)」が足りない

最低でも竿袋の製作ロット数30枚は入らないとボツ

できれば30数枚くらい入るのが理想的(残が少なった頃に発注しても収納できるからね)

 

そんなこんなでようやくひとつ見つけた

 

 

 
 

 

ご近所の九州の家具生産地「大川製」のチェスト

丸正の龍さんを思い出すな、龍さんは大川の人間だった、葬式の時も大川に走ったもんね

 

そんな大川で作られた、いわば「made in JAPAN」

 

天然木一枚板ではなく、カラーボックスのように印刷の木目のようだが

そこは致し方ない、これが天然木一枚板のチェストなら10万でも買えないだろう

竿袋を収納しとくだけだからコレでいいやと購入

 

それが本日配達された

たぶん「週に一回」程度ルートがまとまったら発送なのだろう

マイナーな運送屋が配達してきました

 

輸送中の破損がしやすい「取っ手」だけは組み立てが必要です

こんな感じに収納

今、手元には5種の竿袋があるので、とりあえず全段に収納

欲を言えば、深さが気持ち深いほうが尚ベター

 

竿袋を全種作ったら、当然ながら足りないので

あと3つは買わないと収まらない

どうせ買うなら統一性のある4つ同じ物がイイが・・・いっぺんに買うと金がもったいない気がしてならない

かといって、モタモタしてたら廃版になって見た目が違うヤツを買わなきゃならんようになるのもイヤやな・・・と思ったりする

 

そんな中、不思議な出来事が

取っ手を取り付けていたら、ふと「スネークガイド」が落ちている

わからんでしょうが、石鯛竿のスネークガイドにしか見えん

それが2つ落ちているのです

 

アップにしてみましょうか

どう見てもスネークガイド

しかし、ウチでは昔は扱っていましたが現在使ってませんし見覚えはまったくありません

 

どっから入り込んで、今ココの床に転がってる

まったく意味不明

昨日までだって無かった物です

考えられるのは「このチェストと一緒にファクトリー内に入り込んだ」以外考えられません

 

昔は石鯛竿にもよく使われた「スネークガイド」

大川市から龍さんの霊が「どがんや?商売は?」と語りかけたのかもしれない(ウソウソ、オレは1ミリもそんな霊がど~ちゃらなんて信じちゃいませんがね(笑))