ガラパゴスアシカ特有(「のみ」や「しか」のカッコ良さ) | ぎっちょ31  

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蒼き時代より共に生きる

なんでもそうですが

他人(ひと)がやることをやったって「右へならえ」ですし「その他大勢」でしかありません

 

また「日本人」というのは国民性も相まってなのか

人と同じことをやってると安心、人と違うことは逆にしたくない

そんな人が多いともよく言われます

 

人と同じことやったってそこに「個性」は生まれません

 

言い換えると「動物にすら負けてる可能性」すらあります

 

やるね~~ガラパゴスアシカ

アシカだの、オットセイだの、アザラシだの、トドだの、海獣が居ますが

このような狩りをするのはガラパゴスアシカ特有(のみ)だそうです

 

カッコイイじゃんか!

 

地球上のどこのアシカでも同じことをやる・・・なら「ふ~ん」で終わりですが

ガラパゴスアシカ(しか)やらない・・・言い換えると「やれない」ことのカッチョ良さ

 

ガラパゴスの彼等が優秀で、ほかの全世界のアシカは「所詮その他大勢」という見方もできる

 

ダーウィンの「種の起源」のきっかけにもなったと言われる「ガラパゴス諸島」

隔離された地ゆえ、独自の進化をとげる

 

ガラパゴスアシカは「マグロの追い込み漁」をする

 

まずは、沖まで出てマグロを岸近くまで追い込んで来る

BBCの撮影はスゲーなと思う、水中&空、相当な時間と労力で撮影したと思われる

 

空から見てると

アシカの動きは「やみくも」ではなく、ちゃんと「脳ミソ」を使ってることがわかります

マグロが少しでも行ってほしくないほうに頭を向けると、ちゃんとアシカも鼻先を先回りするほうに向けます

それをたった「一頭」ででもやるのです

 

動物ってスゲーな、とホントあらためて思います

人間なんて、オレらでも海に入りちょっと沖まで出て海底だけ見てたら方向感覚なんかわからんようになるのに

アシカは高速でマグロを追いながらも

どこに追い込むか、当然ながら把握してるのです

同じような海底が続く景色の中で、スゴイことです

「海底」が見えててもそんな高度なことをしてますが、彼等(クジラやイルカだってそうですが)は海底が見えないような深い海でも自分が進む方向をわかって動いている

人間が海に放り出されたら、右も左もわからなくなります

 

岸のほうへ「どこでもいいから」追い込めばイイわけではないらしく

狩りがしやすい「ワンド」があるらしい

そこめがけて追い込むのです

水深が極端に浅くなると、マグロだって危機感を感じて、動きに余裕は無くなり動きが俊敏になります

一頭で逃げ道を塞ぎながら岸まで追い込むのは至難の業になってくると

アシカは仲間に応援を呼び数頭で追い込みの仕上げにかかるそうです

 

頭がイイというやら・・・ヘタすりゃボンクラの人間以上のことを段取りよくやってます

 

浅瀬に追い込んでマグロを捕らえる

 

アシカのサイズと比較しても良型キハダです

「彼等しかやらない行為(やれない行為)」ってカッコイイじゃね~か

人間として生きてるオレ等でもそうやって生きていきたい

他人とおんなじことを「とりあえずやってりゃ安心」とか「流行っててみんなやってるから」・・・それじゃあ所詮は「その他」でしかない

どうせ一回こっきりの人生だ、「一握りの・・・」のほうで生きよう