「今週末はトカラ堤防GTの潮やな・・・」
ふとそう思っただけ
もう行く気はないがね
ワイワイガヤガヤ、我が物顔で幅を利かせる数年で湧いて出たような胡散臭いのもちょこちょこ目に入る
そんな場所に行ってもストレスしか湧かない
いつも言うように、そんな堤防シイラのようなピンキリが並ぶ堤防GTになっては
「捕るor捕らない」は・・・どんだけガッツクか!?(どんだけ場所取りに貪欲になるか)
どんだけ傍若無人な振舞いで釣ることにガッツクか!?
心に余裕があるような振舞いの者にとっては、傍若無人な者達が目障りで仕方がない
みんさんもいろんな釣場で似たような経験&似たような思いをきっとしたことがあるはずだ
そんなアプローチの釣りをして
あとは掛けさえしたらGTビギナーでも捕ることができる「ガッツキ」と「運」の大物釣りが堤防GT
そこに「腕」や「粋」は感じられない
そしてそんな釣りをしていても彼等の自慢話は「〇〇kgを捕った」
オレに言わせりゃ「捕ってね~じゃん」・・・な世界
堤防GTであれ、ボートGTであれ、GT以外の100kgや200kgあるような巨魚を船で釣る時でさえ
竿の持ち主がやることといったら「水面に浮かしたら終了」
あとは寄ってたかって引きずり上げる
ねっ
やっぱ「オマエは捕ってない」・・・とオレは思う
だってよ、理屈からしたらそ~じゃね?
だってよ、例えばさ
大きな魚を水面まで浮かせた・・・「それがその人の釣果」であるなら
タモ入れやギャフ掛けを失敗してバラした魚も「釣果」じゃね?「自己記録」じゃね!?
だって、水面までは浮かせよ
コレを読んでくれてる人達の中にも
自分でタモ入れやギャフ掛けなどする以外に、タモ入れやギャフ掛けを一緒に行っていた友人が手を出したとか、知らない近くにいた釣人がサポートに入った・・・そしたらタモ入れを失敗、ギャフ掛けを失敗・・・魚が海深く帰って行った・・
そんな経験がある人は多いだろう
なんで、一番大変だったファイトを自力でやって、そこまでやっといて、最後の最後を
「他力本願」になる?
「他人に委ねる」?
もったいね~~だろ!?
もし
たまたま
デカすぎる魚と縁があって、たまたま運よく水面まで上げたが「自力完遂」に拘ったがばっかりに
なんとか独力で引きずり上げようとしたが失敗して、一生モンの自己記録の魚をバラしてしまった・・・なら、それはそれでイイじゃん
と、オレは思います
だって、さっきのハナシのように
じゃあ、ランディングを「他力本願」になったとして、その魚は取り込めたとしたって
己の記録をわざわざ「濁らせた」ように感じない?
「オレの記録は30kg」「オレは40kg」「なんだそんなもんかオレは50kg」などと色んな釣人が言うが
そもそも「オレが釣った」というのは当然ながら釣人本人が魚を掛けて、できればそれ以前の問題でもある己の知識と経験と勘でポイントを選び&潮を選び、ポイントに立ち、その勘どころにドンピシャで魚が出て魚を掛けたとこから始まるワケで
そして、もちろん、ファイト中だって誰かに「あ~支えきれん、竿握って」なんて無様なヘルプを頼んで捕ったりはフツーはしないよね?
もしそうやって捕った者が居たとしたら「なんじゃ、そりゃ」とか「そんなんは捕ったと言わない」なんて言うだろう
でも、なぜか魚を浮かせた後は何人がかりになろうとも、己自身でランディングせずとも「捕った!捕った!」とか「オレの記録は〇〇kg」とか言う
オレに言わせりゃ・・・「捕ってないじゃん」となる
ファイトの途中で竿を誰かにサポートしてもらったら「そりゃオマエが捕った魚じゃない」と笑って
取り込み(ランディング)時に寄ってたかって取り込んだ魚は「オレの獲物」「オレの記録」と言う
結局「途中」に第三者の手が加わったことに変わりはない
オレはそう思う
だから、最後の最後にタモ入れやギャフ掛けを他人に任せることは、ファイトの途中にノサれそうになった竿を横から友達がヘルプで支えてやるのと一緒・・・と思う
なんで9割まで自分でやった魚を、最後の最後の1割を、他人に任せて、己の釣果を「濁す」と思う
「陸の上」まで、「己の力だけで」上げきる・・・ウチが昔から提唱してきた「自力完遂」した魚が「オレが捕った」であり「オレの記録は〇〇kg」だとオレは思う
釣果の基準は「水面」なのか「陸」なのか!?
「オレの自己記録は〇〇kg」は他人が最後の1割を担った魚でもイイのか!?
竿すら自分で支えず、支える勇気すら無く、地球にアンカー固定で、ようはタイマン勝負ではなく「逃げた釣果」でもイイのか!?