お袋のトコに行って来た
週イチの「思い出の写真」もモチロン持参
それと管理栄養士さん関係で重要事項説明書(利用料金加算)
「栄養マネジメント強化加算(11単位/日」
「科学的介護推進体制加算(40単位/月)
の料金変更に伴う同意書が郵送で届いていたので本日の面会時に持参した
今の世の中、なんでもかんでも「訴える」となるので、常に同意書、同意書・・・だし
もうボケてロクに立てもしないのに車椅子から立とうとか、ベッドから起きて立とう(徘徊)とするので、ちょっと目を離したら立ち上がって倒れる(施設側も家族が心配しないように「尻もちをつかれた」と表現するが)倒れるたびに電話が掛かって来る・・・キリが無いとは思うんだが・・・
利用料金が僅かであれ変更になります、も勝手に上がってなく「同意書」となるのだ
ヘタすりゃ人の生き死にに関わる現場なので、そんな体制
ま~、面会中もボケ老人はボケ老人なんだが
時々「つながる」というか、よくそんな言葉が出て来るな・・・と感じることがある
ま~、思考回路はマトモなのか!?(マトモじゃないからボケてんだけどね)
かろうじてオレは認識している、しかし、少し前までは比較的喋っていたが、ここ1カ月くらい前からはほとんど喋らない
確実に劣化している
しかし、今日の面会でも
「来週は対馬のかすまきば持ってくるけんね」と言うと「あ~~そりゃ良かった」と言う
横についてくれてる職員さんが「かすまきって何ですか?」とお袋の耳元に言うと
「あ~わからんじゃろね~」と言った
その判断というか、思考はできるんだ!?なにがどう繋がれば「わからんじゃろね」と言うことが口から出るのか?
本人じゃないからわからないけど、おそらくは脳の回路が、繋がる時には繋がるが、基本的には繋がってない・・・こんな感じじゃないかと勝手に想像する
バグやエラーだらけのコンピューターのようなものじゃないかと思ってる
そして、職員さんから
「今日、体調が悪そうなので病院に行って胸のレントゲンを撮ったら、心臓が腫れあがってしまって肺のとこまで腫れあがってしまって肺も片肺しか活きてないような状態とのことなので、明日にでも専門の循環器科の病院に連れて行こうと思ってます。投薬の治療になるか、入院も有り得ますので明日またご連絡いたします。もし入院となればご家族しか手続きできませんので、お電話には出られそうですか?」とのこと
もう数年前から島の診療所でも「心臓があっぷあっぷ状態で、いつ止まってもおかしくない」と言われていた
それからしたら、もう何年「止まらずに」頑張ってるよ、腫れあがっても頑張ってんじゃん心臓・・・オレにはそうとしか思えない
もし、止まったら止まったで「よく今まで頑張った」だと思ってる
車に例えると
こんな感じでも、かろうじてエンジンは動いてる
シリンダーは一発くらい死んでてもギッタンバッコンながらも時速5km/hくらいではかろうじて動く
今のお袋はそんな感じだと思う
もし、すべて止まったら、こうなる
人間だって同じ
ただ、車が違うのは
まだ動けるし、死んでないけど、墓場に持って行かれて潰される・・・ということ