小さなメーカーはワンマン判断(臨機応変) | ぎっちょ31  

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蒼き時代より共に生きる

ウチの竿を、オーダーしたり&購入(新品であろうと、中古購入だろうと)していただくようなご贔屓さんは

その名のとおり「ウチ」というメーカーを「ご贔屓」いただいてるからお金を出して竿を買っていただいてると思いますので

ウチの竿を使っていただいてるユーザーさんは皆さん好意的なハズでしょう

 

しかし、どんな八方美人的な商売をやったとしても「アンチ」も必ず生まれます

その「アンチ」まで「どうにかして引き寄せよう」とは思いません

友人関係や異性関係もそうですが好意的で馬が合う人と付き合えばイイのです

 

だから、ウチに対して好意的なご贔屓さんには「どうにかしてあげたい」と思うのも「人の心」

 

ましてや、ウチの場合は決定事項を「会議」で決めたり組織で決定する必要はありません

 

オレの「心ひとつ」です(なんか悪い印象に聞こえますが)

稀にケンカ売るような方も居ましたが、何がしたいのやら??

そのアプローチで始まって「請負契約」(いわばオーダーメイドなんて請負契約です)が上手く行くワケないんですがね

前にも書いたように

ご贔屓さんの竿を製作するには数日間、その竿を触ります

「なんなんだ、この客は」と思う方の竿を数日間も触ることはムリですよね(製造機械ではないのです)

これが、単純に「モノウリ(右から仕入れて、左に売る)」商売なら、どんな客にもその場しのぎで商売できます

コレが「モノウリ」と「請負契約的オーダーメイド」の決定的差です

 

余談が多くなりましたが

大事なのは、簡単に言うと「付き合い方」かと思います

 

今日、釣果報告のメールがありました

「また出直して来ます」・・・読みながら、なんか笑えました

 

好意的なご贔屓さんには、私側だって好意的に接するのが自然な姿かと

 

このメールを見た時・・・どう思ったか?

 

皆さんなら、どう思いますか?

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

オレはね

「よく19kg台で連絡してきてくれたな」

と思いました

132cmもあったなら「20kgです」と言ったって実際問題わからないのです

デジタル秤の写真にしたって不正をしようと思えば、どうにでもやれます

最終的には本人の気持ちにモヤモヤ無くそれができるか!?じゃないかと思います

コレが人によっては「20kgになる」のです

石鯛だと「70cmになるのです」

そんな釣師はたくさんいます

 

自己記録が「大台の20」だけでなく

ウチの竿を使っていたら「19kg台」と「20kg」では天と地の差があります

20kgなら「竿(60,000円券ですが)」になりますが

極論「19.99kgならゼロ円」なんにもなりません

 

だから、サバ読んでヒラスカップにも申請することなく、よく「19.06kg」で釣果報告してきてくれたな・・・と思ったのです

人によっては「20kg釣った!」と言いふらす記録です

ましてや132cmです、20kg届いていたってまったく不思議じゃありません

 

そこで、更に私はどう思ったか

その19kg台で連絡をくれた彼に「サプライズをしてあげたい」と思いました

そこで、見たのはゴム印ケース

「50,000円」じゃ「20kgのランカー」の価値が下がる気がしたし、「30,000円」だと少ない気がした

しかし間の「40,000円」のゴム印は作ってない

「まあイイっか、19kg台を上げ底することなく「出直して来ます」と連絡をくれたんだ、その心意気に「50,000円券」を出そう」

そう思いました

 

何事も好意的に越したこと無いし

何事も連絡せずにいるよりは、好意的に連絡をくれるほうがメリットもあるべき・・・とも思う

本日、早速「50,000円券」とステッカーを発送しました

 

その際にも、彼は、今回の連絡はヒラスカップの正式な連絡じゃないので住所などの正式連絡事項は記されてないメール

でも、オーダー時などのユーザー登録はあるので「引っ越しは無いですか?」の確認で発送しました

(これが前記事の、たとえキャス福岡さん購入でも、購入連絡をいただく方のほうがいつかどこかで役に立つ可能性もある、ということにつながります)

 

よく「19kg台」で連絡してきてくれたと思います

132cmは十分にモンスターサイズです

おめでとう!

コレで次回から、心置きなく「20kg超え」を狙えますね

 

彼は「ベイトキャスティング仕様」でオーダー製作でした

ちょうど最近、来年の「イージーオーダー」受付の「注文書」を変更していた中で、しばらく受けてなかった「ベイトキャスティング仕様」も選択できるように変更しました

(しかし、さらに変更箇所がある予定ですので、今現在のウェブサイト上の注文書を印刷して今から年明け待ちしないでね)