オレには
「カッコ良すぎ」には見えんがね
LBにしても、その前のヨンメリにしても、その前のサンマルにしても・・・ね
そもそもベタベタすぎ
車高が高いのはおさまりが悪くカッコ良く見えませんが(メーカーカタログなどでもわざわざ少し落としてアピールするくらい)
じゃあ、落とせば落とすほどカッコイイのか!?の問題になる
個人的には「かぶる」ほど落とすと「品が無くなる」と思ってる
まあ、それも、個人的趣向ですがね
ベタベタのシャコタンがカッコイイと言う人種もまた居る
オレもね、セリカLBはどちらかと言えば好きなスタイルです
昔はよく見かけたしね
でも、じゃあ
この写真のように「かぶる」ほど落として、事実上はリムはボディより出てるツラツラのホーイルにパッツンパッツンに引っ張りタイヤ履かせて逃がす「スタイル」をカッコイイとは思いません
同じLBにしても、どっちも「イジったクルマ」だというくくりでも
こっちくらいに仕上げるほうが「まとまって」ないかね
落としすぎず、引っ張りすぎず
しかし、足回りひとつとっても「ノーマル」ではなく、コーナーリング性能を上げるためにイジってる
それが走らせても気持ちイイし、スタイルも「必要性能からくるカッコ良さ」みたいなもんが現れてくる
でも、世の中には「車高を下げるとカッコイイ」というひとつのベクトルがあれば
「もっと低く」、「あいつより低く」、「インパクトのある低さ」などとエスカレートして、しまいにはサスが無くなったりする
そもそものベクトルから外れていく人種がいる
そもそもノーマル車から車高が低いというベクトルは
「走行性能をあげる」ためにバネレートを強化したり、減衰力を変更したり、ストローク量を変更したり、ロール量を抑えようとしたり、空力面やコーナリングも重心は高いよりは低いほうが有利などの諸々の走行性能を求めるがゆえの「結果」、二次産物のように発生したスタイルです
それを、世の中にはバネレートなんてどうでもイイ、コーナリング性能はノーマルより悪くなってもイイ、などおかしなベクトルに進みだす人種がまた居ます(オレも18~19の頃は似たようなモンでしたがね。所詮は18~19なら仕方ないオコチャマ趣向)
性能由来のスタイルのカッコよさがホンモノな気がします
同じLBだし、同じRスポまで着いたデザインだけど
オレにはコッチのように作って行くのがカッコ良く見えますし
実際走らせても「走らせて楽しい性能」を発揮します
見た目を度が過ぎたようなイジり方ばっかやって目立った上に、歩道や踏切で亀るクルマに乗って、何がカッコイイのか、いくら趣向の差は人それぞれと言ったって、オレには理解できません
コレだって車高はノーマルでなく若干下がってるが、それは必要量
アルミだって、タイヤだってパッツンパッツンほどじゃないが、カッコイイ
走行性能を考えるなら、過度の引っ張りタイヤはかえって性能を落とすだけじゃなく、酷けりゃ外れる、そんなのは論外
また、そんなパッツンパッツンに引っ張って喜んでるタイプは付けるタイヤの性能なんてど~だってイイ、そもそもそんな速くも走れないように改造してしまったりしてるしね
オレに言わせりゃ「どこに向かってるのか!?」
サーキットを200キロや300キロで走るレーシングカーはコーナリングなどのメリットなどで
「ハの字」のネガキャン気味でセッティングされたりしますが
誰にも負けない「ネガキャン」を目指し、それを「鬼キャン」と言って理解不能な改造をする者もいる
「それでどうやって走んねん」
GTウィングの意味もモチロンない
そもそもそんな取付ではダウンフォースもつかない
マフラーは排気効率を上げるために交換されますが、こんな人種はそんなことよりも「音が大きくなればイイ」というベクトルのマフラーであって
GTウィングも200km/hからのダウンフォースを考えるのではなく見た目が派手で大きくてカッコイイじゃん程度のノリ
そもそもこんなネガキャンでまともな走行性能が出せるワケがない
こんかいピックアップしたTOPSECRETさんが作ったLBは
トランザムキットのエアロも着けてますが
走るためのスタイリングで個人的にはカッコ良く見える
もちろん「ガワ」だけじゃない、ボンネットの下には
「走らせて楽しい」ベクトルでちゃんと手を入れられた「カッコ良さ」がある