良型ヒラス1本売り | ぎっちょ31  

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蒼き時代より共に生きる

スーパーでは珍しいサイズに目が留まった

 

8,000円の消費税で8,800円

買えばこんな価格

釣り場でコレをドッポーーーーンとリリースできるような「心の余裕」ができるくらいのエキスパートになれば毎回1万円や2万円をドッポーーーーンと放棄できる、これができる心にまでアングラーは一度は育たないとイケナイと、オレ個人では思う

そこから、いろんな思いや哲学めいたことも派生する気がする

 

職業漁師ではない、趣味で魚を捕る者

「捕れればイイ」だけじゃ、すごく「薄いトコ」で一喜一憂してるだけのようにオレは思う

そこに、いろんなものが見え、いろんな思いが湧いたり

時には哲学めいたことまで生まれるのが、職業漁師ではない「趣味で魚を捕ろうとしてる者」だと思う

今は見えて無くてもイイ、10年、20年、30年と釣りを続けて行くうちに「捕る」とか「捕れればイイ」「捕れたらウレシイ」「バレたらオモシロクナイ」そんな単調な一喜一憂から価値観が変わるのがアタリマエの姿じゃないかと思う

 

2kgのヒラゴやヤズも後生大事

2kgのサンバソウやゴマチシャも後生大事

これが初心ならいざ知らず、10年釣りを続けようと20年、30年続けようとスタンスが変わらないアングラーや釣師は、30年も釣りをやっても釣りに対する哲学も30年間何も変わってない、とも言える

とオレは思う

 

メーターオーバーのヒラス、そんなに珍しいか?

メーターオーバーのヒラス、そんなに大事か?

メーターオーバーのヒラス、そんなに持ち帰りたいか?

 

オレも30年前まではすべて持ち帰った

でも、その「余裕気」の無いようなスタンスがそもそもキライになってきた

 

釣に対するスタンスは100人の釣師が居たら100通り

どんなスタンスで釣りをしようが、そいつの勝手だが

2kgのサンバソウやゴマチシャすらバイバーイと放すことすらできない者は、その先のもっと大きな心にも辿り着けない気がする